さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

⑦コンプレッションウェアっていうんでしょうか。

 みなさん、こんにちは。

 

 暑い日が続きますね。ついこの間まで大雨で大変だったのに。なかなか生きていくのも楽じゃありません。私のノートパソコンはファンが付いた冷却装置を下に敷いているにもかかわらず、度々止まってしまいます。もっとも、エアコンを使用していない広いほうの部屋で使っているからなのですが、生身の体の私ですら頑張っているのに、なんという体たらくでしょう。もうちょっと根性を見せてもらいたいものです。

 

f:id:sarukichitail:20201029131258p:plain

 仕事柄、外で作業することもあるのでコンプレッションウェアっていうんでしょうか、夏用の汗をかいてもすぐ乾くし、それが冷えて体を冷やす効果があるピチピチしたシャツ(?)がありますよね。あれを着て、その上に半そでのポロシャツを着ています。

 これ、はっきり言って最高に良いです。以前は、皮膚を直接日光に晒さないだけで、これだけ暑さを緩和できるとは思っていませんでした。汗をかいても、本当にすぐ乾くし、わずかな風でもひんやりします。

 というわけで、このシャツ(?…インナーっていうんですか?)を去年からほぼ年中来ています。あっ、冬は冬用のヒートテックってヤツです。(ジジシャツ、ババシャツっていうんですか?)

 いやぁ、本当によく考えますよねぇ。只々感心感心です。

 もしも、このコンプレッションウェアの短所を挙げるとすれば、冷房の効いた室内ではむしろ暑い。…そりゃそうですよね。あと、日焼けしたい人には向かない。…これはもう難癖の部類でしょう。さらに釘などに引っかかるとすぐ破れる。…これくらいにしておきましょう。

 現場ではこのコンプ…長いですね。このウェアでいきます。このウェアを着た人を良く見かけます。ひどい人になると上半身はこれだけで作業したりしています。そういう人に限って、結構鍛え上げたボディをしていますので、暑いからという理由だけではなく、別の目的があるのは容易に想像できます。しかし、何と言いますか、あまり感じの良いものではありませんね。それなら上半身裸のほうが自然な感じで…。まぁ別にいいですけど。

 そういえばこのウェアには下もありますね。タイツみたいな、ズボン下(?)みたいなヤツ。夜、鉄アレイウォーキングをしていると、ジョギングしている人を良く見かけます。その中に結構高い割合でこの下のウェアを穿いている人がいます。その上に短パンを穿いています。さすがに短パンなしの人はお目にかかったことがありません。上半身ならわかりますが(?)、下半身となると犯罪の臭いがしてきますもんね。

 最近、このウェアのサイズを1つ小さくしました。

 するとどうでしょう。激しく体を締め付けてくるではありませんか。

 その状態で鏡に映った自分自身を見つめていると、なんだか引き締まってきたように思えてきます。もちろん錯覚です。あと、気分の問題です。しかし人間錯覚や誤解の中で生きているようなものですので、そのノリのまま筋トレに励んでしまいます。筋トレをすると負荷のかかった部分が少し張ったようになりますので、ますます締め付けが強くなり、ますます理想のボディに近づいているような気がしてきます。もちろん気のせいですけど。

 もう少しこの締め付けの効果をお話すると、現場の作業が終わったら汗だくの状態ですので、着ていたウェアを着替えます。このウェアを脱いだ時の解放感が私に一段高い快感を与えてくれます(なんかいやらしいかんじ)。抑圧された世界から自由な世界へ私自身を開放しているような気分ですね。ついでに仕事が終わったことも相乗効果を与えてくれます。

 本当、これ使えます。

 

f:id:sarukichitail:20201029131332p:plain

 まれに、おじいちゃん、おばあちゃんがこのウェアを着ているところを見かけます。運動施設などに行けばもっと多く見つけられるのでしょうが、とりあえず街中で見かけた時「サイズが大きすぎだよ。ぷかぷかじゃないか!」と思い、もう少しで本人にクレームを入れてしまうところでした。その後しばらく考えてみたのですが、おじいちゃん、おばあちゃんがピチピチのウェアを着ていたほうが、なんとなく嫌な感じかなと思い直し、まぁいいでしょう、ということになりました。危ないところでした。

 同じ服でも年代によって着こなし方の妙があることに気が付いたような気分でした。

 まぁ、どうでもいい話ではありますが。