みなさん、こんにちは。
カンニングがバレて「ひきょう者」と叱責された高2の生徒が自殺し、両親が学校を訴えたそうですね。
2021年12月の期末試験でカンニングしてるのが見つかり、叱責された後、全科目0点、自宅謹慎8日、写経80枚(?)、反省文の作成を課されたそうです。
この学校では副校長が日頃から「カンニングはひきょう者がすることだ!」って朝礼で言ってたとか、反省文を読んだ別の教員がその「ひきょう者」の話を持ち出し加筆するよう促したりしたんだそうです。
自殺した子の遺書には「このまま周りからひきょう者と思われながら生きていく方が怖くなってきました」って書かれていたそうで、それを根拠に学校の対応に問題があったと訴えたようですね。
ただ、この記事(毎日新聞)はよくわからないところもあって、単独でカンニングをしたのか他の生徒と共謀して行ったのかよくわかりませんし、一応進学校のようなので勉強についていけなくなって焦った結果の行為なのか、面白半分でやっちゃったのかもよくわかりません。
で、さらに一つわからないのは、日ごろからカンニングするようなヤツは卑怯者だ!って副校長などが言ってたそうで、そんな環境下でカンニングしちゃった以上、説教の中でそう言われるのはわかってたことだと思うんですが、どうなんでしょうね。
普段、そんなワードは聞いたことが無かったんだけど、やっちゃった後そんな風に言われてびっくりしちゃった!ってわけじゃなさそうなんですよね。
それでもショックだったんですかね?
私は今の学校教育に対してすごく疑いを持っています。
でも、この記事を読む限り、自殺に追い込んだっていうのはちょと無理があるような気がするんですよ。
もしこの記事に出てることだけでも問題だ!っていうのなら、今後はまるで交通取り締まりのようにきわめて事務的な対応でいいんじゃないの?って思っちゃいますよ。
カンニングが発覚した時点で先ほどの処分内容を告げるだけですね。
「ハイ、カンニングしましたね。ではあなたへの処分は赫々云々です。以上」って感じですね。
まぁ、そんなことやってたら教育・指導を放棄した!って言われちゃいますかね?
でも、教員は超能力者じゃないですからね。
ただでさえ様々な問題で先生と呼べる人が激減してる中、いったい何を期待してるの?って思うんですよ。
ただ、私はこの子の両親を責める気にはならないんですよ。
我が子を亡くしたわけですからね。
だからといってこの両親の周りの人がどうにか宥めるべきだったとも思いません。
弁護士もそうです。無理ですよ、それが原因で息子が~!って思いこんでる人には。
で、やっぱり思うんですよ。
小学生の頃から株など金融の教育をやる前に、道徳とは別に一般教養として社会のルールみたいなものを授業を通して教える必要があるんだろうなぁって。
親や教員にそういうのを任せっきりにするのはもうやめて、最低限のルールや法的知識を教えておくべきだと思ってます。
厳罰化の方向に進むより、起きないよう予防する方が良いに決まってますからね。
最期に、このご両親の傷がこれ以上大きくならないよう願ってます。
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