さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

174 これはもう政治じゃないでしょ。

 みなさん、こんにちは。

 

 さて、前回懺悔もしたことですし、今回はちょっと偉そうなことを書いてみましょうか。ん?もう書かないって?言ってません言ってません。とりあえず、懺悔の回では偉そうなことは書けないということです。えっ、今年からは毒を吐かないって?う~ん、これは仕方がないですよね~。気になるんだから。

 というわけで、今回もグチグチ政府の悪口でも書いてみます。

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 今日(1/5)の東京のコロナ感染者1,278人とメディアが嬉しそうに報じていました。

 年末年始の人々の動きの影響がもうしばらく出続けるでしょうから、感染が収まるのは再来週くらいでしょうか?そうなったら緊急事態宣言の成果だって言いそうですね。日本人の行動を制限させる一方、これまでに入国した中韓越等の人々により今後も火種を残しておいて(ようやく一応全面的に入国禁止にしたようです)、感染をコントロールする気でいるようにも思えます。

 菅さんには当初、少しだけ期待していましたが、見事に取り込まれちゃいましたね。まぁ、人気があった安倍さんが辞めちゃって、2Fさんを後ろ盾にした時点でこうなることは薄々わかっていましたよね。それより最近の2Fさんって、形振り構わずっていうか、やけくそになっているように思えませんか?忘れてはいけないこととして、この方は今井現内閣参与(安倍政権時総理補佐官)と共にアメリカの戦略国際問題研究所から親中派として名指しされています。で、そのアメリカからもお墨付きをもらっているほどの親中派さんなので、まぁ、中国寄りなのはわかるんですが、最近はちょっとあからさまですよね。で、この人のことをwiki選手で調べてみたんです。ダメでしょう、こんな人が政権与党の幹事長をやっていたら。典型的な昔の政治屋さんじゃないですか。それにこの方は所謂出戻り組で、いまだに小沢さんたちと繋がりがありそうですし、この小沢さんとくっついたころから中国との関係が構築されたのかもしれません。これと言って国家観があるように思えませんが、日中友好だけは頑として譲りません。そしてその理由をはっきりと具体的に言うことはありません。この方は裏で話を進めるタイプの典型的な昔の政治家で、日本が高度経済成長の真っ只中にある頃、中国が未だに発展途上国から抜け出せないでいた頃なら使い道があったのかもしれませんが、今はもう存在価値はないと思います。失礼とは存じますが、今回はそのあたりについて思っていることを書いてみようと思います。。

 日本が敗戦後、必死に復興をしている時、一般の人たちはそれこそ日々の生活に追われ、自分の家族を如何にして養っていくのかが第一でした。ですから、政治なんて言うものは代議士の先生にでもお願いしておいて、一生懸命働いてきたんだと思います。決して政治に無関心だったわけではなく、そんな余裕はなかったんでしょう。その間政治家の先生方もまた、必死に復興に勤めていたんでしょうけど、一つだけ免除されていたものがあったのではないでしょうか。それは国民を説得することです。この政治家としてとても重要な技術を戦後から日本の政治家は磨かずに、表向き耳に優しい言葉を並べるだけでやり過ごして、重要な案件は政治家同士あるいはそれに関与するものだけの少人数で決めてきたように思います。しかし、そのことを批判しているのではありません。そういう時代、時期だったと思っています。

 しかし、ある程度成長を遂げ、そのスピードが鈍化し始めた頃、国民の生活も落ち着き、政治に目を向けると自民党内での権力闘争に明け暮れているのが面白いのか、そっちにばっかり注目してしまいます。政策や法整備の状況や決定の過程をつぶさに見ていこうと思えばできたのかもしれませんが、この時も政治家はカーテンを閉めたままでした。その後、贈収賄事件など汚職ネタが発覚し続けて、政治に対する信用が~なんて言っていますが、そもそもその政治がどのように話し合われて決定されているのかわかってはいないんですから、信用もへったくれもあったもんじゃありません。日本の政治家にとって政治というのは、なんとかして国民の目を逸らしながら進めていくものだったのでしょう。

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 これらは民主党政権の誕生で顕在化します。私はこの民主党政権っていうのを全く評価しませんが、暗がりの中の慣例を明るみにした点において、皮肉な成果を上げたと思っています。なにしろ官僚との折り合いが悪かったので。そりゃそうですよ。今まで自民党の先生方と結託して実際に政治をしてきたのは官僚ですから。官僚たちがそっぽを向いてしまったら、政治家なんて何もできないようになっていたんです。

 ここでちょっと話が逸れますが、高度経済成長を遂げ安定期(?)に入った後の日本の政権のなかで長期政権となったのは中曽根、小泉、安倍の3政権だけです。面白いことにいずれも親米政権です。これが何を意味しているのかは今後はっきりしてくると思いますが、その兆しははっきり出ています。最近の自民党議員の不祥事は2Fさんの派閥に集中しているでしょ。これはこの派閥には頭のおかしい人が集まっているんじゃなくって、意図的にリークされていると思います。それが狙っていたほどの成果を上げないのはメディアによる親中派の2Fさんへの配慮がきちんとなされているからでしょう。以前なら、中国に過度に融和的な政権はうまく潰せたんですけどね。

 こうして考えていくと、2Fさんに代表される古い政治家と官僚は既得権益で結束しており、中国ともつながりを強めています。その中国は日本の主要メディアを完全に抑えていますから、アメリカと同じようにプロパガンダもバッチリです。財界のお偉方はもともと利益のある方に靡きますから、これはもうどうしようもありません。

 戦後のある時期までは必要だった政治の進め方は、日本の経済的繁栄に一役買ったと思っています。あの時期に国民を巻き込んでの政治的混乱が起きていたら、あんなに早く復興できなかったに違いありません。問題はそこでうまい汁を吸った連中が、もう制度疲労を起こして使い物にならなくなっているにもかかわらず、中国等の外交勢力の邪な援助まで受けながら、それを維持し続けようとしているところにあります

 何度も申し上げますが、中国は明らかにコロナを利用しています。その発生まで意図的なものかどうかはわかりませんが(私は意図的だったと思っていますが)、感染の広まりを利用し、さらにはそれをコントロールしようとしているようにすら見えます。こうした勢力と手を組み、先ほどの政治家や官僚やメディアや財界の人たちは日本をどうするつもりなんでしょうか?日本の将来のために必要なだとでもいうのでしょうか?同胞を犠牲にしてですか?これはもう政治じゃないでしょ。

 このままだと、コロナ対応だけでなく、米中の対立が激化した場合の対応もおかしなことをやりかねません。早めに手を打たないと、とんでもないことになっちゃいます。

 よくよく考えてみると、日本の全国会議員のなかで、対中強硬派の議員さんって、とても少ないような気がします。う~ん、困ったことですねぇ。

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 久しぶりに(?)お堅い話をしてみましたが、あくまで私の妄想ですよ。

 しかし、今起きていることには必ず原因や誰かの思惑がありますから、過去を遡って考えることで、何となく腑に落ちるようになってきます。それが正しいかどうかは、その後の状況を見ていけばわかります。自分の考え方がおかしかったり、拾い忘れていることがあったりと反省しきりですが、人の言うことを鵜呑みにせずに、まず自分で考えることは悪いことではないと思っています。