みなさん、こんにちは。
BS1でがん大国中国の話題をやってましたね。
がんの新規患者が世界最多だそうです。
まぁ、人口も多いですからね。
きちんと診察・検査をしたら、インドもそれと同じくらいなのかもしれません。
ただ、中国って共産主義といいながら、公的な保険の整備が遅れていて(なんで?)、がん治療にかかる費用は平均で年収の5倍程度なんだとか。
TVでは大都市で羽振りの良い生活をしていたり、日本にやってきて爆買いしていく人々をよく映しますが、あの国の大部分はやはり貧しいですし、政府はとにかく国内にあまりお金をかけないうえに汚職が蔓延してるので、困ってる人がたくさんいるようですね。
ですから、あまりの負担に耐え切れず治療を断念する人もいるんだとか。
あるいは借金漬けになっちゃう人が後を絶たないとか。
さらに、病院は基本的に前払い(!)なんだそうですし、医師が治療に伴う金額まで提示して「どれにする?」みたいなことを言っていたのにはびっくりしました。
ところ変われば文化や価値観が違って当たり前なのかもしれませんが、共産主義ってなぁに?ってやっぱり思っちゃいますね。
他にも保険制度が整っていなかったり、そもそもそういうのって自己負担するのが当たり前って考えてる国もあるようで、私としては日本に生まれて良かったってつくづく思うんですよ。
健康保険と年金は日本が誇る2大社会保障制度だと思ってますが、どっちも問題を抱えてますよね。
健康保険は治療費の増大で年々高くなってる印象ですし、年金に至っては払う側ともらう側のバランスが変わってしまったので困ってるそうです。
でも、それだけが理由ではないんじゃないの?ってずっと思ってるんですよ。
今日は年金の話は置いといて、健康保険の話のほうにしますが、私、軽症な場合は自己負担50%でもいいと思うんですよ。その代わり完全自由診療にしちゃえばいいんですよ。
風邪をひいて診てもらったんだけど、あの病院は安いとか高いとかいう評判がそれまでの腕の良し悪しに加えて付いて回りますし、そもそも自己負担が高くなると安易に病院に行かなくなるでしょ。
で、その分高額医療の方はもっと手厚く補助を出してあげればいいと思うんですよ。
私、今の健康保険制度って、いかにして医者を儲けさせるのかっていうのと、政治家が選挙時に使うネタになってるような気がします。
そして、もはやどの制度にも付いて回る利権に群がる者たちによって大切な公金が吸い取られてるように思うんですよ。
あ、別に根拠なんかありませんけどね。
健康保険の本来の趣旨って、万一病気やけがをしてしまった場合、患者や家族の経済的な負担をできるだけ軽くできるようみんなでお金を出し合いましょうね!ってことだったはずです。
高齢者の暇つぶしであったり、医者を太らせることではなかったはずだし、ましてや法の網目をかいくぐって利益を得るためのものではないでしょ。
私はいつ起きるのかわからないことに備えておくっていう考えはとても好きですし、望んでそうなった(あ、病気やケガや傷害など)わけではない人たちに、みんなから集めたお金を使うっていうのはとてもいいことだと思ってるんですよ。
ですから、「この制度をきちんと機能させてほしんだよね!」って中国の現状をTVで見ながら思っちゃいました。
ちなみに、戦後もうすぐ80年になりますので、日本もいろいろなところに制度疲労が出てるような気がします。
行財政改革は官僚が猛反対するんでしょうが、そろそろ本腰を入れないと、いつ中国のようになってしまうのかわかったもんじゃありませんからね。
そのためにも景気を回復させないと。
景気が悪ければその対策に追われちゃうでしょ。
・・・、あれっ?対策やってるんでしたっけ?
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