みなさん、こんにちは。
夏になると、前の大戦を取り上げるTV番組が増えますね。
原爆の投下や無条件降伏して終戦を迎えたのがこの時期ですから、それはわかります。
そして、ここ数年少しずつではありますが、客観的に報じようとする番組が出て来たようですね。
とてもいいことだと思います。
別に当時の日本を美化してほしいからではありません。
歴史っていうのは、そういう姿勢で見ていかないとよくわからないからです。
逆に言えば、これまではとにかく一方的に日本が悪い!日本が悪い!の一点張りで、そういう先入観を植え付けるのが目的みたいでしたからね。
とはいっても、未だにそういうのが支配的だとも思っています。
そもそも、第二次大戦中、大本営の意を受けて国民を煽るだけ煽ってきたのが、今の反日新聞だったと思うんですが、そのあたりには触れませんよね。
まぁ、いいんですが・・・。
私は歴史が好きなんですけど、特に興味があるのはその時々の人々の価値観というか考え方、世の中の雰囲気みたいなことですね。
今の価値観で見れば、信じられないようなことを昔の人はしてきたわけで、でも、それは当時の人々にしてみれば当たり前というか、そういうものとして生きてきたわけですよね。
ですから、どの時代の出来事であっても、できるだけその当時の価値観も一緒に調べるようにしています。
よく安っぽいTV番組や新聞の記事で、現在の価値観で歴史的事実を語られることがありますが、あまり意味がないと思っています。
ましてや、それらを愚かだとか未熟だとか、あまつさえ狂ってるとか言ってるのを見聞きすると、おかしいのはお前だ!って言いたくなります。
もちろんこれは、過去にあったことを擁護してるんじゃありませんよ。
そうではなくって、過去に起きた出来事は、それが今の基準で見てどうであれ、その当時の人々のものでしかないわけですから、それをネタに過去の人々を蔑んでみても仕方がないことなんですね。
もしそれが正しいのであれば50年、100年後には今の我々の世界も下等な生物の世界になっちゃうかもしれないでしょ。
で、思うのは、こうして過去の人々を見下したような姿勢で語る人たちって、自分たちが常に正しく、自分たちが常に中心にいるような気分でいるんじゃないかって言うことですね。
メディアに多く見られるこの傲慢さは、いかに美辞麗句で飾った文句を連ねても、何となくわかっちゃうんですよね~!
ですから、そうした傲慢さが感じ取れる番組(歴史ドラマもそうですよね)はあまりみません。
歴史は当時の世相をひっくるめて良く知り、未来に生かすもの。
そして、様々な思いを巡らせながら楽しむものだと思っています。
まぁ、そういうわけで、歴史好きな私としては、明日・明後日の休日のどっちかは歴史関係のお話をしてみようと思います。
諸葛亮孔明のお話で味を占めちゃったのかも・・・。
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今後とも、よろしくお願いいたします。