さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

417 アフガニスタンの一般の人って…。②

 みなさん、こんにちは。

 

 立憲民主党大分県議会議員が、アフガニスタンタリバン政権を認めるべきだってツイートして騒ぎになってますね。

 まぁ、共産党と協力して選挙を戦おうって政党ですから、こういう人がいてもおかしくありません。

 それにしても、タリバン・・・、ですよ。反政府武装組織、アルカイダなどの国際テロ組織を支援している組織、資金源は誘拐の身代金やアヘン・麻薬の製造、イスラム原理主義で、今流行のジェンダーなど知ったこっちゃない組織、ですよ。

 記者会見で、もう誰も傷つけたくないなどと言いながら、アメリカに協力的な人を今も探してとっ捕まえてるような組織ですよ。

 この立民の県議が本気で言ってるんだとしたら、非常に怖いことですが、批判にさらされると、すぐに引っ込めちゃったみたいなので、媚中活動の一環だったようですね。国民感情は別にして、今、自称政治家のみなさんのトレンドは親中・媚中のようですから、それなら頷けます。まぁ、せいぜい頑張って、中共からご褒美でも貰ってください。

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 さて、そのアフガニスタンですが、今の事態を招いたのはアメリカのせいだ!みたいな風潮になってますよね。自称大統領のバイデンおじじが火だるまになってるようです。まぁ、それはそれでいいんですが(?)、アメリカは一応覇権国家ですからね。世界中に軍を配置している国が、大統領の気まぐれでバタバタすることはないと思うんですよ。

 アフガニスタンからの撤退は、おじじの前のトランプ大統領、さらにその前の不法移民・・・、あ、間違えた、オバマ大統領の頃からも検討されていたことです。どうして撤退するのか?それはアフガニスタン政府やその軍がダメダメちゃんだったからでしょう。上層部は腐敗してるし、兵士はやる気がないし、って言うか、そもそも集まらないし。こんな国を支えていても、良いことないよね!ってなるのもわかります。

 もっとも、バイデンおじじのやり方はお粗末で、というより思いっきりカッコ悪い撤退の仕方をしちゃったもんだから、非難されるのもわかります。トランプさんは条件を付きつけながらの撤退、守らないのなら撤退しないで攻撃するっていう交渉をしてましたからね。それをほぼ無条件で、しかも米製の武器やらなんやらを鹵獲されちゃうって、これ撤退じゃなくって敗走してるみたいですからね。

 最近物忘れがひどくなってきたおじじのことは、まぁ、これくらいにして、アフガニスタンってどんな国?って改めて思っちゃったのでwiki選手を開いてみたんですが・・・、よくわかりませんね。中央アジアの国らしく、気候が厳しい上に文明の行きかう位置にあるためいろんな国に支配されちゃいます。国は貧しく、主な産業は鉱物資源の採掘と麻薬(ケシ)の栽培・製造みたいですね。最近は原油天然ガスも出てるようですが…。

 で、一時期王家からソ連に接近し共産化の動きを見せるものがあらわれ、イスラム主義者を弾圧、これに怒ったイスラム主義者との間で内戦になっちゃいます。ソ連も介入して起きたこの内戦が第一次アフガン紛争(1978~1989)。で、ソ連軍が撤退した後での内戦が第二次アフガン紛争(1989~2001)。さらにアメリカの9.11テロを契機として起きた戦争が第三次アフガン紛争(2001~現在)。

 こうして考えると、この国って、半世紀近く内戦やってるんですよね。

 そして、今中共に接近したタリバンが主導権を持ってる状態なんですが、まだこの第三次アフガン紛争は終わっていません。

 先ほども書きましたが、アメリカがバイデンおじじの気まぐれに振り回されるってことはないと思っていますので、今回の撤退(こんなはずじゃなかったのにって思ってそうですが…)は、なにか別の目的があるんだろうなぁって思ってます。

 それがどんなことなのかはわかりません!だっておサルのおつむだもん。

 ただ、以前もお話した、アフガニスタンの一般の人達の心境ってどうなんでしょうね。

 あの国の50歳近くの人まで、自分の国が紛争をしていない時を知らないんですからね。ある意味では紛争下にある状態が、通常の状態なわけですからね。

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 ある記事に、アメリカによる20年は現地に民主化の芽を残した!なんていうのがありましたが、はっきり言って、その前に命の安全であり、衣・食・住であり、安定した収入を得られる仕事でしょう。貧困国に中共が驚くほどの速さで浸透していったのは、このあたりをよくわかっていたからだと思いますよ。

 お腹空いた~!って言ってる人に民主主義の良さや、今流行のジェンダーやら環境問題の話をしても、鬱陶しいものでしかありませんからね。

 さすがは古代に斉の管仲を生んだ中国です。

 まぁ、今の中国は大っ嫌いですけどね。

 今後のアフガニスタンについては、あまり良い予想は立ちませんが、それも、安全な日本にいる私のような人間が考えるからで、現地の方々はまた違うことを考えていそうですね。

 どうか、その方々に穏やかな日常が訪れますように!って願うのも、なにか、ちょっとずれてしまっているような気がしちゃいます。