みなさん、こんにちは。
フッフッフ!カツ丼・・・、上出来なのです!
例の親子鍋の真価を確かめるべく、朝からカツ丼という豪勢な料理に取り掛かりましたが、結果は大変よろしい!って感じになりましたよ。
直径16㎝のなべに対して、トンカツがちょっと大きかったので、ギューギュー詰めになっちゃったのは反省点ですね。たぶんもう少し余裕があったほうが、最後、ご飯の上に滑らせるのがよりスムーズだったのかもしれません。
あと、卵でとじる丼は牛丼や豚丼に比べて、少し薄めの味付けの方が上品に決まるかもしれませんね。まぁ、そうは言ってもウマウマでしたよ~!
さて、スポーツ選手のコメントって、感謝、感謝のオンパレードですね。
いつからこんなふうになったんでしょうね?
「応援していただいた方々の感謝しています」「支えてくれた方々に感謝しています」「常に感謝の心を忘れずに頑張ります」いや~、みなさんホントに感謝の心に満ち溢れていますね!でもね、あえて言うと、感謝、感謝と言う度にウソっぽく聞こえてくるんですよね~!まぁ、私はひねくれ者のおサルのおつむですからね。そのせいでこんな面倒くさいことを考えるのかもしれませんが、なんか気持ち悪いっていうか、感謝って言っとけばいいんだろ!っていうのが見え見えな感じなんですよね。
それに、あの感謝って言葉、いつも思うんですが、誰に向かって言ってるんでしょうね?たぶん、不特定多数の人でしょ。私もたまに応援してるスポーツ選手のインタビューを聞いたりしますが、感謝なんかいらないから、うれしいのか悔しいのか言ってくれた方がいいんですけどね。
例えば、女子のスキージャンプ競技の髙梨さんも感謝感謝っていうでしょ。
私は応援してますし、優勝した時はとてもうれしかったんですが、何よりうれしいのは彼女が喜んでること、嬉しそうにしてることです。コメントで感謝してます、って言われてもあまり気にならないというか、そんなことより今どんな気分なのかを言ってくれた方がいいんですけどね。
だって、感謝されたくて応援してるんじゃなくって、良い成績をおさめて喜んでほしいから応援してるんです。
このズレが感謝、感謝のコメントに少しずつ違和感を感じる理由なのかもしれません。
あ、ちなみに髙梨さんが悪いって言ってるんじゃないですよ。何となくそう言わないといけないような雰囲気があるじゃないですか。それがおかしいって言ってるんです。
そりゃ、感謝してますって言われて、気分が悪くなることはないと思います。でも、ここまで口を揃えて、まるで定型文のように、呪文のように繰り返し言われ続けると、いい加減、その言葉から得られる良い気分なんかなくなっちゃいますよ。
それに、メディアもなんとなく選手に感謝のフレーズを言わせようとしてるでしょ。
「周りの方が支えてくれたんですよね」とか言ったりするじゃないですか。
そうやって欲しがるから、余計に言っちゃうんですよ。こういうのを恩着せがましいって言うんです。でも、今の世の中って、そんな感じでしょ。
スポーツ選手だけでなく、芸能人でも何でもかんでも、著名な人はとにかく感謝感謝です。逆に感謝を口にしない人間は、許されなくなっちゃうような気もしてきます。
あえて言いますが、奥さんに感謝してる人が不倫します?チームに感謝してる人が闇カジノで遊んで、結果チームは対外試合禁止に追い込みます?ファンの皆さんに感謝してる人が違法薬物に手を出して逮捕されます?
おかしいでしょ。思っていないんなら言わなきゃいいんです!
よく言うじゃないですか。感謝してるって言うんなら、態度で示せ!って。
いくら、感謝してますっていうのが社交辞令として有効であっても、国際的にそれがマナーとされていても、態度が伴わなくては意味がありません。むしろ悪い印象が強くなるばっかりですよ。
ですから、感謝って言葉は、本当にそう思った時に言うとか、普段からそれを考えて行動してる人が使う方がいいと思いますよ。
そして、「感謝の言葉はありませんでした」なんて言ってるメディアがいたら、恩着せがましく浅ましいおバカ!って思ていたらいいんです。こういうのはむやみに欲しがるものじゃありませんからね。
何となく、気になったのでこんなことを書きましたが、国民の7割以上が望んでいないオリンピックが開催されると、輪をかけて感謝感謝の連発になっちゃいそうですね。
それを思うと、さらに気が重くなってきます。