みなさん、こんにちは。
東京オリンピック、終わっちゃいましたね。
図らずも、このブログの400回目と重なるとは何かの運命なのかも！なんて適当なことを考えてしまいますが、まぁ、そんなことはどうでもいいんです。
で、この後、パラリンピックがありますね。
このパラリンピックっていうのは、TVなどの過剰な宣伝もあり、私は聊かネガティブな印象を持ってしまっています。なんか、応援しないのは人間としてどうなの？って言われてるみたいな感じ。
東京オリンピックでは選手に対する誹謗中傷があり、問題になりましたが、パラリンピックでそんなことをしたらどうなっちゃうんでしょうね。捜査機関が全力を挙げて検挙しまくったりして…。
もっとも、誹謗中傷なんてことは誰に対してもしてはいけないんですけどね。
私は障害を持つ人であっても、基本的に他の人と同じように接していくべきだと思っていますので、なぜかことさら持ち上げるメディアの姿勢も嫌いですし、逆にひどい言葉を浴びせたりや意地悪な扱いをする輩にも嫌悪感を持っちゃいます。
ちょっとだけ違うところがあるとしたら、手を貸す必要がある場合は積極的にそうするべきだって思ってるってことぐらいですね。あとは、危険がないかどうか、ひょっとしてしんどいのではないかを想像してみて、なんかヤバいかな？って思ったら、ちょっと声を掛けたり（知った人くらいですが…）、邪魔になりそうなものをちょっとどけてみたりなど先に手を打ってみたりするくらい。
それ以外は特に気にしません。
まぁ、本人が話したくなさそうなら、無理に障害については話しませんが、おかしなことをしていたら注意しますし、ふざけた態度をとっていたら怒鳴りつけます。
当たり前のことです。
だって、傷害がある以外は何も変わらないわけですから。
しかし、彼らはその障害のせいで、選択の幅が実に狭くなっているのは事実ですよね。ですから、国や自治体などの公的機関が積極的に支援することについては賛成なんですよ。どんどんやってほしいものです。怪しげな環境ビジネスに血税を投じるくらいなら、それら全部福祉関係に使えよ！って思ったりもします。
さて、その障碍者の方が参加するパラリンピックなんですが、私は基本的にちょっと距離を感じています。というか、はっきり言っちゃえばオリンピックほど関心はありません。もちろん選手には頑張ってほしいですし、同じような障害を持つ人たちに希望を与えるという意味ではその開催に何ら反対するものではありません。
でもね、こういうのって、無理やり応援させられるべきものではないと思いますし、選手個人への誹謗中傷は先ほども申し上げましたように許されませんが、パラリンピックの存在自体に疑問の声を上げることを封じるような空気は良くないと思っています。
何度でも言いますが、私はパラリンピック開催には賛成です。しかし、それほど強い関心はありません。それを「けしからん！日本国民なら東京パラリンピックの成功に協力しなさい！」なんて言われたら、嫌なこった！ってなっちゃいます。
普段同調圧力反対！などと言ってる人達に限って、思いっきりそれをやっちゃうんだから嫌になります。
はっきり言って、メディアはやり過ぎのような気がします。
それに余計なことかもしれませんが、貧しい国ではパラリンピックどころの騒ぎではありませんからね。そういう国で障害を持つっていうことは生きていくだけでも大変なことなのです。
パラリンピックっていうのは、障害がありながらも超人的な活躍をする人に感嘆の声を上げると共に、アスリートではない一般の障碍者（今はこう書くんでしょうか）の方が他の人と同じように生きやすい世の中にしていくにはどうしたらいいのか、考えるきっかけにするべきだと思っています。
間違っても自分たちの政治的アピールに利用したり、金儲けの材料にするものではないと思っていますよ。
蛇足になりますが（蛇足だらけ…）パラリンピックのアスリートって何となく平均年齢が高いですよね。これって、どうしてなんでしょうね？
後継者が育っていないから？それともやめるにやめられないから？まぁ、ご本人たちがまだまだやるぜ！って思ってるんなら、余計なお世話なんでしょうけどね。
まぁ、それでも今回は今までよりもちょっと応援してみようかな！とは思ってます。
あのスキンヘッドのお兄さんが走り幅跳びでどれくらい飛んでくれるのか、せひ見てみたいですからね。
