さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

503 疲れたところにとどめの一撃

 みなさん、こんにちは。

 

 最近、仕事終わりにっていうか、仕事が終わる間際のあたりで、軽くトレーニングするのがマイブーム(死語?)になっています。

 私の仕事終わりっていうのは夜の10時ですので、周りに人はいません。

 ですから、こちらの仕事が終わる頃に隣の部署からわざわざ人がやって来ない限り、だれにも見られることはないんです。

 で、何をしてるのかというと、バックランジっていうのと、棚に手をついての腕立て伏せをしています。

 バックランジっていうのは一方の足を後ろに引いて、残った足でスクワットするようなヤツです。左右交互に合計40回くらいします。

 腕立て伏せは腰の高さくらいの頑強な棚があるので、そこに手をついて、横から見ると体が斜めの状態でやります。重くないので楽なんですが、その分ゆっくり大きく腕の曲げ伸ばしをします。これも40回くらい。

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 これだけ・・・。

 でも5分くらいはかかりますよ。

 なんでこんなことをし始めたのかというと・・・、時間つぶしの為です。すみません。

 一応、10時まではそこにいなきゃなりませんので、まぁ、その、手持ち無沙汰な状況になることが多いし、残り3~5分が苦痛だったものですから。

 で、始めてみると、これは良いですねぇ。

 仕事の終わる頃ですから、ほどほど疲れています。

 そこへ、とどめを刺すような筋トレ(そう言えるほどのものじゃありませんが…)。

 倍増する疲労感によって素晴らしい快感が得られます。

 スポーツをしていた方ならお分かりいただけると思いますが、程よい疲労感っていうのはなんというか、達成感みたいなものと相まって、強い満足感が得られますよね(~感ばっかり)。やってる最中は、早く終わんないかなぁ~!なんて思っていても、終わって、もうしなくていいとなると、途端に「ふぃ~!今日もよく頑張ったね!」ってなっちゃいませんか?

 まぁ、一応仕事で疲れてはいますが、もう少しそのあたりを増幅してやると、仕事終わりがより劇的になると思うんですよ。・・・、まぁ、屁理屈みたいなもんですね。

 ただ、気を付けなければならないのは、ケガ防止のため、負荷はできるだけ軽くしなければならないってことと、それによる効果は、先ほどの満足感だけにしておくことでしょうね。

 一応仕事中ですからね。

 コソコソやってて、足の筋が~!なんて騒いじゃうと、お前、何やってたんだ?ってことになりかねませんからね。

 それにケガをするためにやってるわけでもないわけですし・・・。

 また、この程度のトレーニングで筋肉がどうのこうのと言うことは、真面目にトレーニングしてる方に失礼なような気がするんですよね。

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 ですから、あくまで疲れたところにとどめの一撃を加えることで、強い快感を得るための行為なのです。・・・、なんかいやらしい表現になってますね。

 さて、程よい疲労感に包まれながら帰宅すると、決まって部屋のど真ん中に鎮座している腹筋台と目があいます。

 そういえば、もう、1~2か月使っていませんね。

 なんか、恨めしそうにこっちを見てるような気が・・・。

 でも、もう満たされちゃってる私には、改めて腹筋台に腰を下ろす気にはなれないんですよねぇ。このあたりが人間の心理の微妙なところなんでしょうか?

 また今度!って声を掛けながらシャワーを浴びに行く私。

 この罪悪感も、何となく、その、まぁ、何というか、ちょっと快感なのかも・・・。