さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

852 独裁者の取り巻きってどうなるんでしょうね?

 みなさん、こんにちは。

 

 北朝鮮がポンポコとミサイルを撃ちまくってますね。

 ロシアはロシアでまたウクライナ原発を砲撃して外部電源を喪失したとかいう話です。

 もはや暴走ではなく瞑想しちゃってる感満点ですよね。

 北朝鮮の黒電話やロシアのプーはもうどうにもならないのかもしれません。

 で、ちょと目先を変えてみると、いくらこの二人が迷走しちゃってるとは言っても、彼らだけではどうにもなりませんよね。

 もちろん独裁は独裁なんでしょうけど、その体制を支えてるひとがたくさんいないとできないわけで、この人たちはいったいどうするつもりなんでしょうね?

 独裁者に最後までついて行くつもりなんでしょうか?

 どう考えても泥船に思えてならないんですが・・・。

 それともどっかのタイミングで寝返っちゃうのかな?

 あ、一応黒電話やプーが未だに独裁者として振舞っているっていう想定で話してますけどね。

 実際は別の力によって彼らも踊らされてるんじゃないの?なんて考えるとややこしくって考えるのも嫌になっちゃいますからね。

 で、どうなんでしょうね。

 一蓮托生でいっちゃうんでしょうか?

 特にロシア。

 なんか怪しいって思うんですよ。

 いざとなったら、プーのヤツをとっ捕まえて「こいつが悪いんですよ!こいつが!!!」みたいなことを言って収拾を図るもしれませんよね。

 今のところ、奪った地域がどんどん取り返されちゃって、やってることといったらミサイル撃って破壊活動に精を出してるだけですもんね。

 はてさて、どうなることやらって感じです。

 ・・・、っていうより早くやめろよな!って思うんですけどね。

 

 歴史を眺めていると、以前取り上げた東ローマ帝国のベリサリウスのように、歴史に残るような戦果をあげながら、主である皇帝ユスティニアヌス1世に嫌われてさんざんな目に遭わされちゃったにもかかわらず、最期まで忠義を貫いた人って多いですよね。

 日本で言えば楠木正成山中鹿之助などはその悲劇的な最期からもとても印象的ですよね。

 他にも大坂の陣での真田幸村とかもそうですね。

 中国で言えば只今某人気漫画にも登場する趙の李牧や南宋岳飛なんてのもいます。

 みな、暗君に仕えた悲劇の名将みたいな立ち位置ですね。

 この形って日本人好みだと思うんですけど、基本的に斜陽の国(勢力)を懸命に支えていたにもかかわらず、愚かな君主によってこともあろうに命を奪われたり、勝ち目のない戦いに臨んで散っています。

 あ~儚い

 でも、私思うんですけど、楠木正成だけはちょと違いますよね。

 後醍醐天皇を奉じて鎌倉幕府を滅ぼした時に間違いなく勝者の側でした。

 足利尊氏が謀反した後も、一度は北畠顕家新田義貞とともに戦って足利勢を追っ払うことに成功しています。

 つまり2度勝者になっていたはずなんですね。

 にもかかわらず結果として足利尊氏の反攻をゆるしてしまい、湊川の戦いで討ち死にしちゃいます。

 赤坂城の戦い千早城の戦いで苦闘しながら時間を稼ぎ倒幕に成功した時は「やったぜ!」って思っていたのにその後の建武の親政が超不評で「なんだか足利尊氏の方が感じ良いよね!」って思っていたら謀反されちゃって、なんとか九州に追いやって「ふ~、危なかったよね~」って思っていたら「うわ~、またやってきたよ~!」となり、献策しても聞いてもらえず「これって、死ねてことだよね・・・」って思いながら湊川へ。

 なんかかわいそうですよね。

 後醍醐天皇については今、再評価されつつあるとは聞いていますが、北畠顕家上奏文が示しているように、やっぱりピントが外れたことをやっちゃったんでしょうね。

 明治以降、楠木正成を大楠公とあがめ七生報国に見られる忠義者っていうイメージばかり強調されてましたが、別の見方をすると主君である後醍醐天皇ってイマイチだよね!っていう話になるってことを考えなかったんでしょうか?

 まぁ、良いんですが、ロシアや北朝鮮の独裁者を支える人々の動向が気になりますね。

 忠義を貫いても、「共犯者」って言われちゃうだけのような気がするんですけどね。

 

 

 

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