みなさん、こんにちは。
イギリスではトラス政権が誕生し、イタリアではメローニ氏が首相に就任する公算が高くなってきました。
女性を首班とする政権が相次いで誕生することは、ジェンダーが~!とか言ってる方々からしたらきわめて望ましい状況だと思うんですが、どうもそうではないみたいですね。
あ、そういえばフランスの大統領選挙でもルペン氏が健闘したとかなんとか・・・。
これも本来喜ぶべき状況のはずなのに、そうでもないみたい。
・・・、女性が政治的に躍進してるっていうのに、メディアは実に冷ややかな反応をしてる・・・、これはどういうことなんでしょうね。
日本でもその傾向は強いようで、高市姉さんもまた女性首相になる可能性があるのに、その芽を必死につぶそうとしてる印象があります。
女性が政治の世界でも活躍してほしかったんじゃないの?
何となく、ジェンダーが~!とか言ってる人達の本当の姿が透けて見えるような気がします。
女性は女性でも、自分たちと同じ価値観を持った女性、あるいは自分たちが望む政策の上に立った女性でなければダメなのよ!ってことでしょうか?
何となく異教徒よりも異端の方が憎いっていうどっかの宗教のような感じですね。
まぁ、イギリスのトラス首相は総選挙を経て就任したわけではないんですが、イタリアのメローニ氏は選挙で選ばれていますし、フランスのルペン氏も選挙で支持を伸ばしています。
彼女たちは女性だからそういう結果になったとは思えないところが、私にはなかなかいいんじゃないの!って思えるんですけどね。
それにしても、メローニ氏については早速メディアが極右とかいうレッテル張りに精を出しているようで、まぁ、相変わらずご苦労なことですねって思うんですよ。
確かに彼女はムッソリーニについて完全否定してないし、家長制度に親和的ですし、その考えは保守的なんですね。人工中絶にも否定的だし・・・。
でも、彼女はイタリア国民に支持されてるんですよね。
これが不安要素だ~!これは懸念材料だ~!っていうばっかりで、なぜ彼女が指示されたのか、イタリア人は彼女に何を期待してるのかについて、メディアは真剣に語っていないような気がします。
確かにEUの結束にはネガティブな影響があるんでしょうけど、ではどうしてそういう判断をイタリア人がしたのか考えたくないみたいなんですよね。
イギリスがEUを抜けちゃった時も、その影響やらなんやら言う割に、どうしてそんなことになったのかについてはできるだけ触れないようにしていたと思うんですよ。
まぁ、あくまで私の印象ですけどね。
現在、メディアの多くが自分たちの意に反する人や組織に対して印象操作を行ってますよね。
メローニ氏の話題には必ずムッソリーニの名前を出しますからね(笑)。
でも、EU内での経済格差や難民の受け入れ等、イタリアの人は自国が抱える問題の解決を期待して選んだ結果なのでしょう。
そのあたりをメディアはどう思ってるんでしょうね。
ただ、冬を前にエネルギーや食糧のコストを下げるため、ロシアに接近するのはやめてほしいんですよ。
それをしちゃうと、問題が先延ばしになるだけですからね。
まぁ、私はこのメローニっていう人のことをよく知らないので、これくらいのことしか思わないんですが、それよりも、こういう女性が国のトップになると、メディアの立ち位置がよくわかって面白いなぁって言うことの方にむしろ関心があります。
最近流行の価値観なんて、結局違う目的のために利用されてるだけって言うことですからね。
バレバレだと思うんですが、メディアはまだ続けるんでしょね。
ご苦労なことです。ほんと。
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