みなさん、こんにちは。
「センゴク権兵衛」が終わっちゃいましたね。
宮下秀樹さんの漫画で「センゴク」「センゴク天正記」「センゴク一統記」「センゴク権兵衛」と続いてきた作品です。
全部合わせると72巻に及ぶ大作ですね。
面白かったですねぇ。
私、全巻持ってるんですけど、いまだに最初から何度も読み返してるんですよねぇ。
まぁ、内容はともかく、こういう長く続いてきたものが終わっちゃったときの喪失感って言うのは、何度も経験してきたはずなのに、慣れることができません。
ふぁぁぁ~!から、あ~あ!となって、ふう…ってなっちゃいます。
まぁ、なんにでも終わりはありますし、今あるものだって時間の経過で傷んだり姿を変えたりしますけどね。
私はひねくれ者の上に、イジイジしちゃうほうなので、何か別の新しいものに乗り換えちゃえばいいじゃん!とはなかなかいかないんですよ。
もう、終わっちゃったことは理解しているんですが、なんで・・・、どうして・・・って、イジイジしちゃうんですね。
困ったものだと自分でも思うんですが、どうしようもありません。
こういうことで、今まで一番つらかったのは、自分の乗っていたバイクが生産終了になった時・・・かな?あ、いや、それ以上にその後継マシンが潰えた時ですね。
完全に自分の時代は終わった!とか訳の分からないことを考えましたからね。
バイクって言うのは車と同じように数年でマイナーチェンジやフルモデルチェンジを繰り返しますね。
で、たとえ見た目や名称が変わっちゃったとしても、同じ系列のバイク、とりわけエンジンが重要なんだそうですが、同じ型で改良されたエンジンが載っているのは後継マシンとか言ってます。
その当時私が乗っていたバイクはホンダのXLR250Lっていうオフロードマシンなんですが、アッという間にXR250に名称も変わったんですね。でも載ってるエンジンの型は改良が施されたにしても同じ空冷単気筒SOHCでしたから、フムフムと妙に納得してました。
ところがこれが水冷式のエンジンになったところで、その系譜(なんかかっこいい)が途絶えてしまって・・・。
あの時の喪失感といったらなかったですねぇ。
そういえば、この度ホンダは長年ラインナップにあったマシンを生産終了するそうで、多くのライダーたちの落胆する姿が目に浮かぶようです。
バイクであれ、なんであれ、同じ時間を過ごしてきたものに人は思い出を重ね合わせますからね。
そういうのをスパっと割り切れる人はいいんですが、どうしてもそれができない困ったちゃん(あ、いい意味で)たちは、それいつのもの?って言いたくなるようなものを引っ張り出して、いまだに使い続けてるんでしょう。
す、素晴らしい!!!
今のものに比べれば、性能も低く機能も少ない昔のものを大切に使うって言うのは、別にエコだとかもったいないとかそういうことを抜きにしても、なんかいいことだよね~!って思うんですよ。
それは、ただただ純粋に愛情を傾けるっていう極めて人間っぽい感じがして。
そんなことをぼんやり考えながら、半年前に買ったノートパソコンをじっと眺めて、お前は・・・、壊れたら新しいものにするからな!ってつぶやいちゃいました。
たぶん、今、一番多くの時間を共にしてるはずなのに・・・。
へそを曲げたりしなければいいんですが・・・。
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