みなさん、こんにちは。
菅直人さんが暴走老人に認定されたそうですね。
ご本人も、まんざらではないご様子なので、おめでとうございます!って申し上げたらいいんでしょうか?
まぁ、このところの維新への発言(ヒトラーやら維新支持者は低所得とか)や反原発をEUに訴えるのに甲状腺がんが~!なんて根拠に乏しいことも平気で言っちゃってましたからね。
ん?ということは、この反原発の話でいえば、他の4人の元首相も暴走老人ってことになりますね。
・・・、いっぱいいますね。
この暴走老人ってwiki選手によると、藤原智美さんの著書「暴走老人」っていうのがあって、それによると「老人特有のコミュニケーション不全を憂い、その原因を考察している。「キレやすい」「奇妙な行動に突っ走る」高齢者のこと」のようですね。
なんか、ちょっと違いますよね。
あ、wiki選手の記事には先日お亡くなりになった石原慎太郎さんもそう呼ばれていたって書いてありました。
とらえ方はまちまちなようですが、石原さんや菅直人さんを暴走老人というのは、やっぱり違うと思います。
私は藤原智美さんの著書を拝読していませんので、勝手なことを書きますが、wiki選手にあるように、老人特有のコミュニケーション不全、キレやすい、奇妙な行動に突っ走るっていうのはその通りだと思うんですが、加えて、制御不能になってるってことが暴走老人の称号(?)を得るために必要だと思うんですね。
よく駐車場から車でお店に突っ込んじゃう老人とか、高速道路を逆走する老人とかいるでしょ。お店で店員に狂ったように食って掛かる老人とかもいますよね。
それこそ、真の(?)暴走老人なのであって、政治家のやってることは制御不能でも何でもなく、何らかの意図があってやってますからね。
やってる本人も何が何だか訳が分からない状態ではないわけですから。
今回の菅直人さんについていえば、暴走老人の菅直人さんじゃなくって、自分たちにとって都合が悪いこと(期待や予想と違うこと)をする老人の菅直人さんっていうことだと思うんですよ。
つまり、菅直人さんを暴走老人と呼ぶのは、それを与える人たちにとって不利益をもたらす者っていうことだと思うんですね。
だからか知りませんが、石原さんも菅直人さんも、その称号(?)を嬉々として受け入れてるでしょ。ざまぁみろ!まいったか!!ってなもんだと思うんですよ。
一般的に老人って何歳からなのか知りませんが、長く豊富な人生経験による知識や知恵に満ち溢れ、そのくせ謙虚で慎みが深く、静かで笑顔を絶やさず、親切なのが老人っていうイメージがありませんか?
・・・、そんなのいませんよ!
あ、失礼、サイレントマジョリティーの中にはたくさんいるのかもしれませんが、少なくともTVなどでギャーギャー言ってる人たちの中にはいないと思います。
何かを主張すれば、それに反対意見の人もいるわけで、そういう人たちからは、あの人は変わってる、おかしな人だって言われるでしょ。
そもそも、先ほどの理想的な老人のイメージでは、彼らは自己主張しませんからね。
まぁ、菅直人さんについては、暴走老人などではなく、単なる目立ちたがり屋名だけだと思うんですよ。この人嫌いだし・・・。
ちなみに、暴れるの「暴」が付いた言葉っていうのはたくさんありますが、これについて私は「制御できない・止められない」っていう風に考えています。
ですから、みんなで寄ってたかってさんざんいじめてた相手がキレてみんなに殴り掛かったとした場合、どっちも暴力って思ってるんですね。
なので、よく、先に手を出した方が悪い!っていうのはこのご時世ではあまり説得力はないようにも思ってます。
それだけ、「暴」の意味は変わってきてるように思っています。
余談ですが・・・。