さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

374 「夏休みの敵」

 みなさん、こんにちは。

 

 昨日はすごい雨でした。

 いや、それよりも雷さんが凄かった。停電したりしましたからね。

 違うところでは、雷さんに打たれて亡くなった方もいらっしゃるようです。

 雷さんは本当に怖いですよね。気を付けなければなりません。

 こういう雷さんが大暴れすると、いつもなら梅雨明けとなりますが、今年はどうなんでしょうね。まぁ、どっちにしても、その後は猛暑の夏がやってきます。あ、今度は熱中症に気を付けなければなりませんね。

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 もう、気を付けることだらけです!

 しかし、この時期って、子供の頃は目前に迫った夏休みに胸を躍らせていたような気がします。ここ1~2年はコロナの影響で、夏休みが様変わりしちゃったようですが、それでも子供たちにとって、極めて重要な時期に変わりはないと思います。

 で、夏休みのことを思い出すと、宿題との格闘もまた重要な位置を占めていましたよね。私が子供の頃は「夏休みの友」なんていうおよそ友達になんかしたくないような薄い冊子がありました。実際には「夏休みの敵」でしたよね。あとは自由研究みたいなのがあって、他には・・・、あまりなかったような気がします。そういう意味ではおおらかな時代でした。

 今の子供たちがどんな風なのか知りませんが、甥っ子は毎年、結構真面目にこなしているようです。

 で、この夏休みの宿題に対する姿勢は、一人一人違っていてなかなか面白いですよね。

 計画的に静々と勧めていく優等生タイプ。序盤に可能なものはすべて終わらせて、残りの休みを優雅に過ごすちゃっかりちゃりのすけタイプ。そして最後の3日間ですべてを解決させるべく苦悶と後悔の中に身を投じるタイプ、等々です。私は言うまでもなく最後のタイプでしたよ。そもそも夏休みの宿題を夏休みの間に終えたことがないような気がします。・・・、自慢することじゃありませんね。

 もっとも、私のようなタイプは言い方によっては、追い込まれてから力を発揮するタイプとか、土壇場に強いタイプとも言われていましたけどね・・・、あ、ダメですね。そりゃそうです。ただの怠け者ですからね。

 どうしていつもそうなっちゃうのかわかりませんが、毎年見事に宿題のことなんか気にせず過ごしておいて、お盆が終わったあたりから、そろそろやるかな!なんて思い始め、25日を過ぎたあたりからソワソワしてきて、29、30日あたりで親に手伝って!と泣きつくパターンでしたね。まぁ、こっぴどく叱られましたけど…。

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 なかなか修行になったと思えるのは、9月に入り、学校で宿題をしていないことを先生から咎められるんですが、時に柳のようにヒラヒラ躱し、時に堂々たる謝罪をすることで、提出までの日数確保の交渉が上達したことでしょう・・・、これもダメですね。

 そのおかげもあって(?)、仕事をするようになり、しばらくすると、「すぐやる」っていうのが身についたような気がします。今全部できないにしても、とりあえずすぐ手を付けるんですね。こうすると忘れることはありませんし、仕事によっては周りの人が同時進行で動いてくれますからね。

 これは結構大事です。

 夏休みの宿題を思い出すと、ちょっとほろ苦い思い出もありますが(反省してませんよね)、子供のうちにそこそこ失敗をしておくのも悪くないね!って思っています。

 ・・・、本当は計画的にやって、休みの間に宿題を全部すませちゃう子の方が良いに決まってますけどね。