みなさん、こんにちは。
少し前にNHKがQアノンについて特集をしていた、っていうお話を書きました。
まぁ、その報道の仕方や、そもそもQアノンについても、もう書いたのでいいんですが、ちょっと気になることがありましたので、そのことについて書いてみますね。
番組の中で、Qアノンを信じる人、というよりもアメリカの大統領選挙で大規模な不正があったと信じる人、所謂陰謀論者って番組で言っていた人たちのことを、ある心理学の専門家が分析したよ!って手柄顔でしゃべってました。
曰く、「この陰謀論者の多くは社会から正当な評価を得ていないという不満を持っている人や、自分は真面目に生きているのに悪いことをした人間が富を得ていることに不満を持っている人達である。そして、その不満をこの陰謀を信じることで発散しているのだ」だそうです。
いやいやいやいや、おかしいおかしいおかしいおかしい!
確かに、心理学っていうか、犯罪心理学でもこういうことってよく言われますよね。
所謂通り魔的犯行なんかそんな感じですね。一方的に被害妄想を募らせて、社会全体に恨みを抱き、無差別に人を襲う連中っているでしょ。
まぁ、こんな過激な振る舞いをする人間はかなり心が壊れてしまってるからなのかもしれませんが、程度は軽くてもこうした心理状態になっちゃう人っていますよね。
でも、一応心理学の専門家でしょ。
何です?この大雑把な括り方!
トランプさんを応援してる人間のほとんどが、何らかの理由で社会に対する不満を抱えてしまった人、みたいな括り方!おかしいでしょう。
この心理学の専門家、というより御用学者ですね。この人って、まともなことを言ってるように見せかけて、絶対にメディア(今回はNHK)からの(具体的な)依頼にこたえてるだけですよ。
だって、私、そんな不満なんかないですよ。
そりゃ、コロナで気分は悪いけど、そんなのみんな一緒でしょ。それに、事はアメリカの大統領選挙ですよ。直接自分の生活とは関係ないんですから。
この御用学者の言ってることっていうのは、明らかに印象操作なんですね。
この方式で言えばなんにでも使えますからね。
例えばイデオロギーや支持政党、宗教、はては音楽や服の趣味までも、自分と相いれないものについてはこれで言えちゃいます。
例えば現在の世界情勢にもかかわらず、中国大好き!中国共産党最高!なんて言ってる人には簡単に当てはまります。自分が嫌いな俳優さんや作品を好む人にも同様に使えます。「え~っ、あんな俳優のどこがいいわけ?アンタ最近フラストレーション溜まってるって言ってたけど、それが理由なんじゃないの~?だって、ありえないでしょ~!」みたいな話です。
まぁ、実際どうなのかもう少し考えてみますね。
と、ここまで昨日書いていたんです。で、今日続きを書いてまとめるつもりでしたが、うっかり体調を崩してしまい(知恵熱かな?)、解熱剤のせいか、頭がぼ~ッとしてますので、続きは明日にさせてください。
申し訳ございません。・・・知恵熱って…。