みなさん、こんにちは。
昨日、プラごみのお話をしましたので、今日はフードロスのお話でもしますね。
Wiki選手によると「売れ残りや食べ残し、期限切れ食品など、本来は食べることができたはずの食品が廃棄されること」だそうです。
コンビニの弁当や家庭でも食べ残しなどあるでしょうし(私は出しませんけどね!)、宴会などで、調理済みのものなんかも残っちゃったら捨てるしかないんでしょうね。
日本では2018年の統計で600万トンくらいのフードロスが出てるそうです。
国民一人当たりご飯茶碗1杯分の食べ物を毎日捨てている計算になるんだとか。
これは困った問題ですねぇ。
以前、そういう、所謂残飯って家畜の飼料になるって聞きましたが、それもそんなに機能してないようですね。
昔よく通っていた鉄板焼きの店では、日本に昔からあるバイキング形式の昼食があったんですね。あの、ガラス戸棚に一皿ずつ盛り付けられた総菜を取って、ご飯とお味噌汁を付けてもらい、セットでいくらッてヤツです。で、聞いてみたら、残ったのは知り合いの施設(子供の施設らしいです)にあげちゃうんですって。毎日量が一定しないから、食べ盛りの大食いの子に提供されるんだとか。
まぁ、地味なことは昔からいろんな方がやってるんでしょうけど、それをはるかに上回る規模で廃棄される食品が出ちゃうんでしょうね。
で、よく聞く方向性として、減らすのか、余ったものを他の何かに利用するのかって話ですが、減らすっていうのはまず無理だと思いますよ。一度生活水準を上げちゃうと、なかなか下げられないのが人情ってもんです。どっかの国では人をもてなすのに食べ切れないほどの料理を出すのが習慣になっていて、その国のクマみたいな主席が「そういうのやめて!」って言いだしたようですが、そう簡単に改まるわけがありません。
それに売る側にしてみれば、やっぱりたくさん用意しておいた方が見栄えもいいですからね。
無理です、無理無理!
では、何かに利用する?
もうやってますよね。
飼料や肥料、バイオマスエネルギーへの取り組みなど…。
で、思うんですが、こういうのって、都市部よりも地方の、それも田舎の方がやりやすいんですよね。減らすにしても、何かに利用するにしても。
コロナで注目されて浮かれている地方自治体の首長さん達は、この機会にそうした取り組みを進めてアピールなさったらいいんじゃないでしょうか?都市部から地方に伝播されることが多い中で、地方から都市部へっていうのがあってもいいでしょ。
扱うものが食品で、すぐに腐っちゃいますから実にやっかいなんですが、それでも毎日何らかの形で口にしなければならないものでもあるわけで、こういうものを中央政府の号令の下に一斉に取り組むっていうのも、なんか違うイデオロギーの臭いがして嫌なんですよね。
で、さらに言うと、こういうごみとかフードロスの話をすると、必ず環境が~!っていう話になり、持続可能な開発目標(SDGs)なんて言うのが出てきますが、はっきり言って無視です、無視!
どうしてかって言いますと、今のこの状況になるよう仕向けてきたのも、この持続可能な開発目標(SDGs)を考えた連中でしょ。もちろん、本気で環境を憂いている人もいるんでしょうが、はっきり言って、次の儲け話を考えてやってるようにしか見えないんですよね。
だから、ごみの件も、このフードロスの件も、田舎の方でジワジワやっていく方がいいと私は思っています。ドラスティックな改革なんかされちゃったら、混乱するだけですよ。
どうしても大きな変化が欲しいのなら、戦争が起きたり、パンデミックが発生して、人々の生活が一変してしまうくらいのインパクトが必要です。
・・・、あ、それで、今コロナなんでしょうか?