さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

245 備えは大切ですよ~!

 みなさん、こんにちは。

 

 最近の釣り場は、なんだかおしゃれな人が増えたような気がします。

 もちろん、相変わらずの格好をしたおじ様たちも健在ですが、お若い方々はフローティングベストや腰巻型のライフジャケット(?)を身につけた上で、実に洗練された装いで釣り場に現れます。安全とファッションを両立しているあたり、なかなかのやり手たちです。

 これは釣り具メーカーや釣り関係のメディア等の活動が功を奏したものではないかと考えています。まぁ、いろんなものが売れますからね。

 私も釣りが好きで、今日も防波堤に来ていますが、それ以外の目的で港湾に近づくことはありませんし、砂浜で遊ぶと言っても夏くらいなものですね。要するに釣り以外の目的で海に行くことってほとんどないんです。言ってみれば海に関して素人です。

 その素人が漁師さんなどの玄人と同じ格好でいること自体、今考えるとおかしなことのような気がします。

 ですから、漁師さんなどの漁業関係者や海上保安庁海上自衛隊などのように、海を生活や仕事の場としていない者は、彼ら以上に安全に対して備えておく必要があると思っています。そういう意味で、今、釣り世界でのおしゃれというかフルアーマー化というのが、安全面を踏まえたものなら大歓迎ですね。

 一昔前の業務用臭がプンプンしていた救命胴衣のことを思うと、各メーカーもなかなかいい仕事をする!と感心しています。

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 さて、危険への備えと言えば、最近ツイッターでお話をさせていただいている方から地震について啓発をよくいただきます。せっかくですからご指示に従って、懐中電灯やらラジオやら、あらかたかき集めてリュックサックに詰め込んどきましたし、飲料水や手洗い水なども用意してみました。

 こういうのって、結局一度も使うことなく、処分したり交換したりすることになると思っているんですが、それが一番いいとも思っています。備えをしておくことは一種のお呪いみたいなもので、そうしておくことで危難を避けることができるなら、この上なくラッキーなことですし、用意しては処分・交換を繰り返すことで、自分自身で注意喚起できますからね。

 ですから、釣りに行くにも林の中に入って行くにも、それなりに準備というか備えをしてからにします。ふらっと立ち寄った道の駅の奥に良さそうな林を見つけても、装備が覚束ないようなら、「また今度ね~」となっちゃいます。

 何となく、年々この傾向が強くなっているような気がします。

 多分、若いころには感じなかった体力的な不安(別にそんなに年寄りじゃありませんが)と、万一何か起きた時に、自力で解決できなかったりすると、とんでもない恥を書いちゃいそうなのが怖いんだと思います。ですから、海や山や川に行くときはちゃんと計画していくのです。

 まぁ、その割に目敏く見つけた喫茶店には仕事中であっても迷わず入っちゃいますが、一応、喫茶店巡りについては玄人と呼べなくても素人ではないと思ってますからね。

 これまで一度も見つかっていませんし…。

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 さて、備えを考えるにあたり、外してはいけないのが国防ですね!

 別に禍々しいことを申し上げるつもりはありませんが、以前TVで政治評論家の三宅久之さんがおっしゃってました。自衛隊はしっかり訓練し、訓練に使って使ってボロボロになった装備や武器を交換していくのがいいんだ!みたいなことをだったと思います。全く同感です。だって、それらが実戦で使われる時っていうのは、日本が大ピンチの時ですからね。

 今や、中共はその野心を隠そうともしなくなりましたし、自衛隊機にレーザー照射してくるおバカな国も残念なことに近くに存在します。

 彼らだけではないと思いますが、実際に武力衝突に至らなくても、情報戦、諜報戦、経済的な攻撃や我が国国内での政治(?)活動など様々な形で仕掛けてきています。そういえばエッチな工作までやってるんでしたよね。これらに対して、だったらこっちだってやってうやろうじゃないか!とはいかないようで、今の日本はひたすら忍の一字で歯を食いしばって耐えているようなバカバカしい状態です。まぁ、政・官・財・メディアがこぞって手も足も出せない状態ですからね。

 それでも彼ら敵性の国々が最終的な一手に踏み込めない理由の一つに、自衛隊の存在があると思っています。もちろん日米安保条約の存在も忘れてはいませんよ。

 しかし、世界的にも自衛隊ほどその存在に疑問や批判されながら、高い練度式を維持している軍隊(あ、外国から見れば)は珍しいと思います。戦力は防衛に特化しており、敵基地や軍事施設、工場などを攻撃することは難しい上に、憲法上の制約まであります。それでも、たぶん有事の際、自衛隊はきっちり防衛してくれると信じていますよ。

 私は国民として彼らを信じることと、彼らに対して敬意を払うことしかできませんが、それが備えることになると思っています。どのような思想信条があろうと、今、この国の防衛を担っている人達に対して暴言を吐いたり誹謗中傷をしたりすることは、間違っていると思うんですよね。文句があるなら、同じ主張の政治家を応援すればいいことですからね。

 こうして考えると、護衛艦で任務に出港する自衛隊に直接罵詈雑言を浴びせたり、政治活動と称して迷惑行為や暴力をふるう人々を見る度に、この人たちの行動は少なくとも日本のためではないね!っていうことはわかりますよね。

 いったい何に備えているのか知りませんが、あーはなるまいと思いますし、つまらないダメダメちゃんな政治家には絶対投票しないように気を付けようと、改めて思うんですよね。

 こんなことを考えながら釣りをしてましたから、結局フグしか釣れませんでした。

 まぁ、この季節、相手をしてくれるだけありがたいことなのかもしれませんね。