さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

227 国会議員公式サイトの旅(公明・共産・れいわ新撰組 国会 女性議員編)

 みなさん、こんにちは。

 

 う~ん、今日はパッとしませんねぇ…。

 あ、すみません。

いや、今日は久しぶりに国会議員公式サイトの旅を書こうかと思い、今、公明党の女性議員のサイトを見てるんですが、ちょっといただけません。

 まず第一に公式サイトが存在してない人が一名いらっしゃいます。誰とは言いませんが、そんなことでどうするんですか!党が公式HPを作っているのに、参加していないってことですからね!そういうのをダメダメちゃんって言うんですよ!

 まぁ、落ち付きましょう。フーッフーッ…。

 で、他にもあるんですが、とにかく地味…。あ、えっと、全画面写真で攻勢をかけている人はいますよ。8人中(もう1人はサイトが無い)3人。古屋さんと伊藤さんと高瀬さんですね。まず古屋さんですが、…ま、まぁいいんですが、気になるのは最後の集合写真です。これって、日本じゃなさそうですね。銅像の方がどなたか知りませんが、その方の服装は日本のものではありませんからね。こういうのは…ちょっと困ります。評価のしようがありません。だって、背景の建物が何かわからないものにとっては、ただ怪しいだけです。説明書きもありませんし…。

 次に伊藤さんですが、この方の写真の撮り方はなかなか好感が持てます。どうしてかっていいますと、スタジオ撮影した感じが無いってところが良いのです。失礼を承知で言えば、ご自身の容姿をアピールするのではなく、人柄や後で触れる政策などにつながるような写真を持ってきています。一貫性という意味において、なかなかのチョイスです。褒めてあげてもいいですよ!この伊藤さんと正反対のアプローチをしているのが高瀬さんですね。この方の写真は青空をバックにしたものや、砂浜に立つ後ろ姿の眺める遠い先にビル群があるなど、写真、それ自体に何らかのメッセージを込めている感じがします。問題はそれが何なのか私にはさっぱりわからないところです。そして、この方のプロフィールに長所は書いてありますが短所は書かないという、お若いながらなかなか強かなところも見せてくれます。

 で、その政策なんですが、これについてはほとんどがダメダメちゃんです。

 政策っていうのは、政治理念とか、政治家としての基本方針みたいなものですよ。ですから、政策・実績なんて言う括り方はできないはずなんです。実績と一緒にするのは対応とか対策です。実績なんて言うフワフワした結果と、政治家の基本方針を同列で語ること自体おかしいんですよ。で、今回政策(ビジョンって書いてますね)を独立させている人をピックアップすると、これまた3人。前出の伊藤さんと高瀬さん、それに山本さんが加わります。しかし、山本さんはビジョン2019ってなってるんですよね。…もう2021年なんですけど…。ま、まぁ先に進めましょう。

 っていうか、みなさん似てますね。女性、福祉、災害、働き方、中小企業等々。

 う~ん、これでは判断が付きませんので、とりあえず伊藤さんを公明党女性議員では最も良しといたしましょう。しかし、その、なんです、この満たされない気持ちは…。

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 本来、公明党で心を暖めてから、共産党に挑む予定でしたが、むしろ冷え冷えとした状態になっちゃいました。

 気を取り直して、共産党女性議員です。

 とりあえず、吉良さん、サイトが重すぎます。あなたのサイトだけですよ、クルクルするのは…。ただ、よくできています。画面をスクロールすることで、各ページの冒頭部分が出てきますので、見たいところへ進めます。もちろんホームは全画面写真ですし、動画の画面も尋常ではない大きさです。間違いなく他党のビジュアル系をライバル視していることが伺えます。残念なのは活動報告をSNSのみの設定になっていることでしょうか。政策は丁寧に説明されています。無論、同意いたしかねますが、読む者に対する姿勢としてはなかなか良いでしょう。ちょっとだけ褒めてあげます。

 あと、衝撃的なのは岩渕さんです。この方も大きな写真でアピールなさっておいでですが、それは肉食獣を寄せ付けない巨大な草食動物を彷彿とさせます。何を言っているのかさっぱりわからないと思いますが、サイトを見ていただければご納得いただけるはずです。後の方々は比較的地味で、当初抱いていた恐怖感は今では消え去ってしまいました。

 政策については、護憲、反原発、反消費税等々左派の主張が盛り込まれています。

 やはり、公明党共産党っていうのは、方向性は違うものの支持基盤が安定しているせいか、議員さんご本人の主張よりも党の主張の方が優先されるようですね。これなら、先ほどの公明党のみなさんの政策が充実していないのも何となくわかります。

 で、他の方も含めて(聊か雑になってきましたが)、どなたのサイトが秀逸なのかと言えば、畑野さんでしょうか。この方のサイトは実に抑制的でありながら、スッキリとまとまっている上、必要なものがすべてそろっています。活動報告の更新もキチンとできています。公式サイトとはどういうものなのか、実によくわかってらっしゃると思います。吉良さんのは重くてイライラするから減点です!

 共産党なので、もっと、こう、おどろおどろしいものが飛び出してくるんじゃないかと、おっかない気持ち半分、好奇心半分といった感じでしたが、それについては期待外れでした。…まぁ、そりゃそうですよね~。

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 最後にれいわ新撰組です。

 こちらはお一人のようですので、先ほどまでの厳しい選考(?)には晒されなくて済みます。良かったですね。

 で、党の公式HPから議員さんを選ぶと、この木村さんという議員さんのプロフィールや動画などのページに移動します。ここで大体どういう人かわかります。そして、下の方で公式サイトに行くのかSNSへ飛ぶのか選べます。

 ・・・恐るべし、れいわ新撰組!

 さすがは新しい政党です。この構成は初めてですので驚きましたし、公式サイトの重要性をよくわかっているといえるでしょう。この段階で自民党の2Fさんを超えていますね。まだ、公式サイトに行く前で、です。惜しみない拍手をお送りします。

 で、公式サイトの内容なんですが、動画が多い割りに軽い。吉良さん、聞いてますか~!

 圧巻なのは政策の説明です。おそらくこれまで見てきた中で一番丁寧かつ文字数が多い。おまけに文字が大きい。明らかに読ませることを目的にしています。製作者の人間に対する理解の深さを伺わせます。まさに恐るべき手練れ。

 いやぁ、最後にすごいの来ちゃいましたね。

 この木村さんのサイトの後に蓮舫さんのサイトを見たら、蓮舫さんっていったい何者?って感じになっちゃいますね。

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 さて、一応国会の女性議員の公式サイトを見てきましたが、どちらかというとSNSへ移行している人が多く、おろそかになっている印象を受けました。

 SNSSNS、公式サイトは公式サイトってけじめをつけて運営してほしいものです。なにより、政策・政治理念・基本方針のように、議員でいる限り常に持ち続けていなければならないものを公開することで、支持者への理解と自分自身への戒めにもなりますからね。そう言ったことを軽視していると、ますます、選挙の時だけいいことを言うって言われちゃいますよ。

 それにしても、もうお腹いっぱいな感じなので、男性議員の公式サイトについてはどうしようかと悩んでいます。

 2Fさんみたいなのばっかりだったら嫌ですし…。