さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

211 国会議員公式サイトの旅(自民党衆議院女性議員編)

 みなさん、こんにちは。

 

 昨日、初回にして早くも企画倒れの匂いを漂わせていたこの企画ですが、とりあえず女性議員のだけは何とか完了したいと思い、性懲りもなく続けてみます。

 で、今回は自民党衆議院の女性議員になります。

 全部で21人でしょうか、思ったより少ないですね。

 で、全体の印象として、かなりやる気を感じます!参議院の方々に見せてやりたいくらいです。まず、活動報告の更新が行き届いています。スタッフもそのあたりをよく心得ている人がいるようです。

 さて、個別に見て参りましょうか。と、その前に申し上げますが、そのサイトに対して、好感を持った場合は議員さんの名前を出しますが、感じ悪~!って思った場合は名前を出しません。けなすのが目的ではありませんので…。

f:id:sarukichitail:20210204203510p:plain

 最初に度肝を抜かれたのが加藤鮎子議員のサイトです。

 いきなり全画面動画でスタートします。おそらく選挙戦の様子を何パターンか動画にしたんでしょう。ですから、山形の田園風景などがふんだんに盛り込まれたなかなかの秀作です。ご本人ばかりでなくスタッフやご主人まで登場させるあたり、憎い演出をしています。一つ問題なのが、コロンビア大学の同窓の小泉進次郎議員まで登場させたことですね。きわめてリスキーな賭けです。まぁ、いいんですけど。

 動画で予算を使い果たしたのか、政策などのコーナーはいたって創りがシンプルです。しかし、かえってこのギャップがご本人の誠実さを引き立てているようですね。

 全画面といえば、小渕議員と杉田議員、鈴木議員もそうですね。小渕さんと杉田さんは政策の主張がよくわかりません。小渕さんはあいさつの中で述べる程度、杉田さんにいたっては準備中だそうです。これは感心しませんね。SNSで盛んに発信しているんでしょうが、公式サイトをおろそかにしてはいけませんよ。それに比べて鈴木さんのサイトはよくできています。まぁ、しかし、なんです。ビジュアルで勝負っていうのも…。ご本人にはそのつもりはないのかもしれませんが、作った人たちは絶対それをアピールするつもりですね。

 あ、ビジュアル系といえば、木村弥生議員もですね。この方は大きな写真こそないものの、小さな写真をまんべんなく散りばめておいでです。副幹事長におなりになり、そろそろ重みを持たせたい頃合いですから、ビジュアル系脱却を図っているのかもしれませんね。過渡期のサイトとしては、このほうが良いでしょう(偉そうに)。

 これらビジュアル重視のサイトの対極に位置しているのが、野田聖子議員、高市早苗議員、稲田朋美議員の三傑ですね。

 この人たちのサイトは圧倒的にご本人の写真が少なく、小さいです。

 では、政策なのかというと、う~ん、そうでもありません。(あ、失礼でしたね)

 例えば稲田さんの政治理念のページは、「侍かよ!」って言いたくなる雰囲気ですし、野田さんや高市さんの政策は数が多いのと、全方面網羅型に見えます。…コレ、男性議員のページみたい…。

 ま、まぁ、いいです。要するにこの人たちは、「名前と顔を見ればわかるでしょ!」って言いたい感じ。恐ろしいくらいに貫禄があります。

 政策をもうちょっとよく見ると、野田さんは少しリベラル寄り、高市さんは保守寄りな感じです。稲田さんは…武士道…。

 この三傑も、更新は行き届いています。私の好みを言うのもアレですが、高市さんのサイトが一番秀逸な気がします。政策の細やかな説明と政治姿勢まで書いてます。このサイトから推察するに、一本木で融通の利かない頑固者のような印象を受けます。まぁ、ご本人のことはあまり知りませんが…。ナンカオトコミタイ…。

 あ、高市さんのサイトにアルバムなるページがありました。なんだかんだ言って、この方も女性的なところがあるじゃん、ジャンジャン。と思って見てみると、何かの会合の集合写真ばっかり…。ホントオトコミタイ…。

 で、後の方は…すみません、書ききれないのでご容赦ください。

 気を取り直して、後の方のサイトですが、とても良くまとまっていますし、活動記録の更新も頻繁に行われていますし、参議院の女性議員に比べるとやはり華やかです。

 これは両院の違いが影響しているようですね。

 参議院は任期も長く、解散がありません。その任期中計画した仕事を腰を据えてやることができます。

 それに引きかえ衆議院は任期も短く、「解散するよ~!」って言われたら、急いで選挙の準備をしなければなりません。ですから、常に自分の選挙区を気にしていなければなりません。そのあたりがビジュアル系のサイトだったり、華やかだったり、侍だったりするんでしょう。

 なかなか面白いですね。

 しかし、一応、一応ですよ、一応自民党保守政党と言われてたりすることがあったような気がしますので、どうしても女性議員の政策は暮らしを守る的なものになりがちですね。リベラルな政党であれば、いろんな主張ができるような気がしますが、そのあたりが少し寂しい気がします。

 あ、例の三傑は別ですけどね。

f:id:sarukichitail:20210204203426p:plain

 自民党のHPの議員一覧から拾い出してみていたわけですが、そうすると2Fさんの写真が目に付きます。正確に言うと30年くらい前の2Fさんですね。

 で、興味本位で公式サイトを覘いてみたら、ウキーーーーッ!ってなっちゃいました。

 この方のサイトは「お前たちに伝えることはない!」って言ってるようでした。

 詳しくは書きません。興味のある方は覘いてみてください。

 でも、怒っちゃいけませんよ、怒っちゃ…。

 しかし、これでは、女性議員のサイトを見終わったところで、この企画は終わっちゃいそうですね。まぁ、それはそれでいいんですが。

 次回はいよいよ本命の立憲民主党女性議員へ舞台を移します。

 はっきり言って怖いもの見たさ100%です。