さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

188 で、その理由は…なんか虫のいい話だからです…。

 みなさん、こんにちは。

 

 今日を含めてあと4日。あ、もちろん1/20の米大統領就任式までです。

 このアメリカの大統領選挙というテーマをトランプさんを応援しながらみていくうちに、いろいろなことを考えることができたように思います。それはそもそも大統領選の情報を得るためにツイッターを本格的に始めたのが、他にも様々な問題を教えてくれたからに他ならないんですが、逆に言えば、いかに既存のメディアが流している情報に偽りや偏りが多いかをよく示しているとも思っています。

 まぁ、今日はいつものメディア攻撃ではなく、アメリカの大統領選挙に関連したニュースの中で気になるものを取り上げてみます。

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 ホンジュラスからの難民(移民?)がグアテマラの国境を超えたそうです。

 グアテマラとメキシコを通過してアメリカへの入国を目指しているようです。

 なんでも、バイデンさんが大統領に就任すればそれが叶うと期待しているとか。

 何とも言えませんね。確かにホンジュラス本国は治安が悪くてとても住めたもんじゃないっていうのはわかりますが、だからといってよその国を通ってさらによその国へ行こうっていうのは、ちょっとねぇ…。間違いなく言えるのは、彼らはコロナなんか眼中にないっていうことでしょうか?

 まぁ、この件は通過されちゃうグアテマラとメキシコ、入国されちゃうアメリカで判断されることなんでしょう。私なんかがどうこう言うことではないかもしれません。

 この難民(移民?)問題って、ここ数年、特にヨーロッパを中心に顕在化していますが、抜本的な解決には至っていませんよね。今はコロナ禍を理由に国境を閉ざすことができますから、あまり話題になっていません。しかし、コロナが沈静化した後、冷え切った経済事情は難民・移民の人たちを直撃することは間違いなく、大きな社会不安をもたらすと思われます。だって、雇い手の方がコロナによって干上がっていたら、当然解雇されますからね。だからといって、じゃぁ帰る!っていうわけにもいきません。にっちもさっちもいかなくなっちゃうと、日本にいる一部の外国人みたいに容易に犯罪に走りますよ。彼らにしてみれば、異国で生きていかなければなりませんから、倫理や法律なんか関係ないんでしょう。別に彼らが特殊な人間だって言っているわけではありません。私だってそういう状況に追い込まれたらどうなるのかわかりませんもの。

 そういえば日本もコロナ禍にありながら、一応研修生だとかなんとか言って外国人を入れているようですが、そもそもこれって誰のため?っていつも思うんですよね。そりゃ、ホンジェラスの方同様に豊かな国に行きたいって思う人はいるんでしょうけど、はたしてその方々が願い通り豊かになったってあまり聞かないんですよね。要するに日本人を雇うより安く使える労働力が欲しいからなんでしょう。経団連や竹中さんの顔が浮かんできます。こんな動機で待ち構えているところにのこのこやってきたら、散々こき使われてポイッと捨てられちゃいますよ。まぁ、労働目的でやってきた人たちに対する日本の法律がおかしいんですよね。解雇されたら自動的に強制国外退去とする一方で雇う側にもペナルティを科すようにしなければ、絶対に改善しないと思います。

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 話が逸れちゃいました。

 今日お話したいのは難民のお話です。

 私の考えをまず申し上げると、難民が日本に来た場合、難民キャンプみたいな収容施設で保護し、基本的に本国での問題が解決し次第送還するのが正しいと思っています。

 多くの方がそれぞれいろいろな考えをお持ちだとは思いますが、私は上のように考えています。間違ってもいきなり社会に取り込むようなことがあってはならないと考えています。あ、別に特定の国や地域、民族を指して言っているのではありません。どこの誰がやってきても同様に考えています。

 まぁ、こうした考えは閉鎖的だとか排他的だとか偏狭だとか言われそうで、こういうお話はある意味タブーなのかもしれませんが、思っちゃったものはしょうがないので、この際書くことにしました。といっても、その理由はとてもつたないものでしょうから、お叱り覚悟で進めますね。

 で、その理由は…なんか虫のいい話だからです…。なんだそりゃ!って聞こえてきそうですね。でも、そう思うんだからしょうがないじゃないですか。

 内戦や迫害で命の危険が迫っていたため逃げてきたっていう人を追い返せ!といっているわけではありません。できれば内戦や迫害が収まり、無事帰国できるまで保護して差し上げるべきだと思っています。私が言いたいのは、その方々をいきなり社会に取り込むのは良くないですよって言ってるんです。ドイツやフランスを見ればそうなりますよ。

 ドイツは第一次、第二次大戦を通して多くの若者を失いました。戦後復興するにあたり足りない労働力をトルコなど中東の国々からの移民で補ったことはよく知られていますし、フランスも元植民地からの移民の子孫を抱えています。

 EU内では特にドイツが難民の受け入れに寛容ですが、結果として国内の極右勢力が成長しちゃいました。雇用を奪われたとの認識とナショナリズムが結びついた形ですね。フランスでは主にイスラム過激派によるテロに悩まされています。

 もちろんこれは一側面であり、すべてがこうだからって言っているわけではありませんが、これらに対して有効な対策が打てないでいるのも現実です。そしてこうした問題は経済が減速すると表面化してくる特徴がありますので、政府はどうしてもそれを避けたいためにある国との関係を深める傾向があります。イタリアなんか、もうどうにもならないくらい某国人だらけです。経済的な依存を深める中で米中対立(あっ書いちゃった)が強まり、ちゅ…某国(いまさら)を切れば国内経済に影響が出る上に社会不安が増大する。逆にアメリカを切れば安全保障上大問題です。もちろん経済的にも。

 ですから、難民問題と一口に言っても様々な事柄が関わっているんですよね。

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 またまた話が逸れました。わざとじゃないんですよ。

 で、なにが虫がいいのかって言うと、…だって、自分の家で両親が喧嘩してて危ないから隣の家に逃げてそのまま隣の家で暮らすってことでしょ…。なんでしょう、この説得力の無さ!…でも、この場合その両親が悪いのであって、隣の家に責任はないでしょ。原因はその子の両親にありますよ。一時的に預かることはわかりますが、そのまま隣の家で暮らすのはおかしいですよ。…たとえが悪かったでしょうか?

 え、え~と、例えばミャンマー国内でのロヒンギャ迫害によって、ロヒンギャの方がはるばる日本にやってきた場合、難民として保護するのは当然だと思います。同時にミャンマーに「テメェ、なにやってだよ!」って文句を言ってもいいでしょう。難民の発生はそのほとんどが本国の国内問題ですからね(もっと深い理由は欧米列強のせいかもしれませんが)。で、その保護したロヒンギャの方に無思慮に永住権を与えたら、次から次へとやってきますよ。普通の手続きではできなくても難民ならできるとなれば、難民扱いになったほうが楽ですからね。そんなことをしている人がいると聞いたことがあります。これは正規の手続きをしている人にも、本国から泣く泣く逃げてきた難民の人にも失礼な話です。虫がいい話って大嫌いなんですよね!

 まだまだ書き足りませんが、自分の頭の中でうまくまとまりませんので、今回はこのくらいにしておきます。いずれにしても、この問題は顕在化してから考えるのでは遅すぎます。事前にシレッと法整備をしておくことが大切です。まぁ、親中に大きく傾いた政治家の方々に期待しても…っていう気もしますが。

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 あと、こうしたデリケートな問題は様々な意見がありますので、私の意見も「そんなこと言ってたサルがいたなぁ」くらいにしておいていただけると助かります。