さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

128 私の妄想(アメリカの大統領選11)

 みなさん、こんにちは。

 

 アメリカの大統領選はいよいよクライマックスに近づいているようです。

 事実もデマもひっくるめて、いろんな情報が飛び交っています。

 オバマ前大統領が逮捕されたなんて話も飛び出してきました。これはどうなんだろうって思っちゃいますけどね。ただ、パウエル弁護士がすでにこの人もターゲットの一人にしているのは間違いないと思っています。

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 選挙の不正を各州で訴えている民事訴訟はトランプさん陣営の敗訴・棄却が数多く報じられています。これは事実ですが、どうやら連邦最高裁での決着を目指しているようなので、それほど問題ないようです。まぁ、メディアは盛んに敗訴と報じているようでうすが。

 それより、問題だと思うのはアメリカでは判事(裁判官)がとても政治的影響を受けていることです。判断が政治的立場に寄っていると言ってもいいかもしれません。共和党系の判事と民主党系の判事って何?と司法に対して危機感の希薄な私は素朴に思ってしまいます。ですから、今回の選挙における不正に対する判断もその影響を受けているように語られています。この州は民主党系の判事だからトランプさんの訴えはまず通らないだろうとか、連邦最高裁共和党系:民主党系が6:3だからトランプさんが有利だとかです。各州の制度や判事の任免は州ごとに少し違いがあるようですが、基本的に政治的思想や所属の影響を受けやすいようです。連邦最高裁判事は大統領の任命と上院の承認があるようですが、これって大統領と上院過半数の政党が同じ場合、自分達に都合の良い人を据えちゃいますから、政治の影響を受けないわけがないですよね。まぁ、終身制なので、そう都合よくはいかないかもしれませんが。

 それにしても、裁判所が決めたことなら従うしかないよね、なんてお気楽なことを考えているのは日本人くらいなものでしょうか。いや、そのほうがいいと思っていますけどね。でも、実際はどうなんでしょう。あまり報じられないし、そこに注目することもないからわからないだけで、その判断に何らかのバイアスがかかっていないとも言えないような気もします。ひとつはっきりしているのは、日本では裁判官が絶対的に足りないということでしょうか。だからといってホイホイと増やせるような仕事でもありませんし、難しい課題ですね。

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 アメリカの選挙に、他国民である我々があーだこーだと言うのはおかしいという人がいます。確かに私はアメリカの国民でもなく、投票権も持っていません。ですから、私がどれだけ「不正はおかしいからトランプさんもう一回やってよ!」って考えていても、それを反映させることはできません。いや、別にそれでいいんですけど。

 アメリカの大統領選挙で、僅差であっても不正などなく、正当にバイデンさんが勝ったとしたら、ここまで注目しなかったんですけどね。でも、注目する理由は単に不正があった異常な選挙だっていうだけでなく、日本と比較する材料としても理由は十分成り立つと思うんですよね。

 民主主義、自由主義、資本主義などよく聞きますが、国によってどのような形でそれらを採用しているのかは違います。日本はイギリスやドイツと似ていますよね。

 さらに共産主義社会主義の国もあります。

 自分の国でこうしてみよう、ああしてみようとやってみるのはいいんですが、失敗した時にとんでもない負担が国民にかかってしまいます。時間的にも人的にも経済的にも。ですから、他国の国体や制度と自分の国のそれを比較することはとても合理的なことだと思うんですよ。そして、メリット・デメリットを検証しながら、常になぜそうしたのか、なぜそうなったのかと疑問をぶつけながら、自分たちはどうするべきか考えるのは良いことでしょ。あ、「イギリスではこうしているから、日本もそうするべきだ」というのとは違いますよ。これは猿まね(ウキキッ)なので。イギリスと日本はこれまでの歴史も文化も価値観も同じではありませんからね。だから、良く調べて、その良いところを自分の国にフィットするように検討し、取り入れるのが良いと思うんです。

 アメリカの大統領選について関心を持つのはそういう理由もあるんです。少しだけど。

 で、私はアメリカの大統領選において、どこどこの州で何票増えたとか、投票率が700%を超えたとか、ドイツで米軍と銃撃戦になったCIAの民兵ってどこの国の人なのか等々、あまり関心がありません。それより、不正はあったのか?この不正に関わっているのはごく少数なのか、それとも大規模なものなのか、はたまた他国政府も絡んでいるのか?そして、その最終的な目的は何なのか?に興味があります。そして、今盛んに取りざたされていることが事実であるなら、日本もおそらくとんでもない状況になっていることが予想されます。だって、中国共産党やイランが選挙に関わっているなんて話が出ていますからね。

 それにしても、民主主義って問題が多いですね。

 だからと言って、ダメダメちゃんだと言っているわけではありませんよ。

 要するに、未熟だっていうことです。いやぁ、なんとも偉そうなことを申し上げてしまいました。ごめんなさい。でも、選挙で有権者の投票が素直に結果に反映されないってなったら、こりゃ、どうにもなりません。国民の7割が自民党に投票したのに、国会議員の7割は立憲民主党だったなんてシャレになりません。もっとも、自民党7割なんていうのも嫌ですが。また、51%:49%の結果が出た場合、49%の人々の意見が反映されないというのも民主主義の弱点ですよね。だからと言って、ことさら少数の意見を拾い上げようとすれば、多数の意見を無視することにもなりかねません。たぶんこうした問題は未だにどの国でも克服できていないと思います。コロナとか戦争とかそうしたものに国民の目を向けさせながら棚上げ先送りにしたり、こっそり進めていたりするんでしょう。その先導役がおなじみのメディアの方々です。

 今回のアメリカの大統領選はそういう民主主義が抱えていながらいまだに克服できていない問題を、思いっきり披露してくれているんだとも思っています。

 資金を提供してくれる勢力のプロパガンダ機関に落ちぶれたメディアの発信は信用できないと思うんですが、これを信用している人が実に多くいらっしゃいます。まぁ、関心が薄いのかもしれませんし、情報を受け取った方に対して何も申し上げるつもりはありません。しかし、昨今はSNSなどで自分の意見を簡単に発信できます。私もその例にもれませんが、その方々の中に「大手メディアがこう言ってるんだから」とか「そりゃ、多少の不正があったとしても、大勢に影響はないんだから」とか言ってトランプさんが駄々をこねているだけだといている人がいるのはちょっと心配になります。前者については、その大手メディアがそろって同じようにバイデンさん当選を伝え、トランプさんの言い分は言い掛りだとか陰謀だとか言って切り捨てているのに違和感を感じないのでしょうか?不思議です。

 後者は、ちょっと大人ぶっているのか知りませんが、こういう人達って危険です。前にも申し上げましたが、こんな風に少々のことは…と言う人たちが増えてくると、邪な人達の独壇場になっちゃいます。酔っ払いが電車の中でクダをまいているのとはワケが違います。容認できることとできないことの区別は必要ですよ。

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 繰り返しますが、今アメリカで起きているかもしれないことが事実であれば、日本でも当然水面下で様々な工作が進められていると考えられます。事態がにっちもさっちもいかなくなってから慌ててもどうしようもありません。それとも、別にどうでもいいよ!ってなっちゃいますかね。

 私はそういうのはごめんなので、こうしてぺちゃくちゃ文句を言っています。

 記者会見で言いたい放題されているのに、ニヤニヤしている場合ではありませんよ。

 

 補足として、ツイッターって面白そうなので、以前は投稿のお知らせだけに使うと申し上げておりましたが、今後は少しつぶやいてみようと思います。

 早速、ツイッターの使い方を勉強しなければなりませんが…。