さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

103 あ~、鏡の中に納まらない!

 みなさん、こんにちは。

 

 あ~、鏡の中に納まらない!

 家にある姿見は幅が18㎝しかありません。何かが間違っていますよ、コレ。

 それに、広角仕様みたいに膨らんで見えるような気がします。どうなっているんでしょうか?久しぶりにスーツを着るのでちょっと改まって見てみればこのザマです。

 本当に困ったものです。鉄アレイウォーキングから帰ってきたときも、この姿見を見ると、まったく効果ない!ってなっちゃいます。

 まぁ、実物よりも細く見える方が問題なのかもしれませんが…。

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 それにしても、鏡って多いですよね。

 手鏡、化粧台、洗面台、姿見、浴室鏡と家だけでもこれだけあります。車にはバックミラー、ドアミラーがあり、道路にもカーブミラーがあります。他にも水道屋さんや水道局の人は長い棒の先についた小さい鏡で、排水管の中を点検したりします。あ、そういえば小売店の店内にも万引き防止の鏡がありますね。

 いやぁ、ほんとに鏡って多いです。

 でもこの鏡って、自分を見るためのものと、死角でよく見えないところを見るためのものに分かれますよね。まぁ、前者は自宅や会社に多く、後者は車や外部に多いですね。

 さらに鏡と同じ機能を持つものに水面やガラスもありました。TVやモニターも反射して鏡のようになることがありますね。

 なんでも、鏡って人類の歴史と同じくらい古くからあるそうです。最初の鏡は水面ですね。そこから、人は自分を認識していたんだそうです。いやぁ、ご苦労様です。

 確かに、鏡がないと、自分ってどんな風なのかわかりませんもんね。考えてみれば当たり前です。今ではカメラがその役割の一部を奪い取ったような感じですが、まだまだなくなることはないものの一つでしょう。

 一応wiki選手の鏡を見ていましたが、その中に鏡と食事に関する研究として、一人で部屋にいて、目の前に上半身が写る鏡がある場合とカメラがあり壁に自分の姿をモニターで移した場合とで、味をどう感じるのか比較したら、鏡の方がおいしく感じる傾向が強かったそうです。結論として「実際に他人と一緒でなくても、鏡に映った自分を見て、人の存在の気配を感じるだけでおいしく感じるのではないか」とのことでした。???そうっすか?鏡の前で…ご飯を食べる…、寂しさがこみ上げてきそうですが。実際やってみました。ううっ、確かにおいしいけど、やっぱりこみ上げてくるものがありました。

 まったく、どうしてくれるんですか!

 まぁ、食事の時に鏡を見るのはやめておきます。

 それから、もう一つここに鏡は必要かな?って思うことがあります。

 浴室です。洗い場のカウンターの上って、だいたい鏡がありますよね。あれって、必要ですか?洗面台にも鏡はついていますから、顔や髪のために必要ではないような気がします。…ということは、ボディですか…?見とれちゃうんですか?

 う~ん、まぁ、確かに体の傷や何か異常を見つけるのはお風呂がいいんでしょうね、裸だし。でも、洗面台でも上半身は見えますよ。

 長年住宅に関わってきましたが、これについては本当によくわからないんです。

 いや、別にあってはいけないと言っているわけではないんですよ。ただ、どうして必要なのかが、どうしても、…。あ、髭とかムダ毛を剃るためですか!うむうむ、それならわかる気がします。裸だし。終わったら、シャワーで流しちゃえばいいし。

 今まで、そういうことをしたことがないのでわかりませんでした。

 いやぁ、疑問が解明されると気分がいいものです。(本当かなぁ)

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 ついでにもう一つ。

 鏡で見る自分の顔と、写真に写った自分の顔がどうも同じ人間とは思えないくらい、しっくりこないんですよね。これ、思ったことがある方っていらっしゃると思うんです。

 基本的に写真に写った自分に違和感を覚えます。

 もちろん、左右が逆なのはわかります。

 でもそれだけじゃないように思うんです。あ、別に太って見えるとか、不細工に見えるってことじゃないですよ。なんか目の感じとか、う~ん、うまく言えませんが違和感がある、っていうか写真に写った自分を見ながら、こうじゃないだろう!なんて言っています。

 以前昔のパスポートを見つけて、そこに貼ってある写真を自分だとすぐに認識できなかったとお話しました。もちろん太い:細い、若い:年配っていうのはありました。そのおかげでもう一度痩せてみようとも思ったわけで、それはそれでいいんですけど、たぶん、今思っている違和感もあったんだと思います。

 一応正直に言うと、写真に写った自分の姿はあまり好きではありません。というよりも、むしろ嫌いです。家電量販店で、たまにカメラに映った自分を横にあるTVで見ることがありますが、あのTVに映った自分も嫌いです。

 そこで、いろいろ考えた挙句、手鏡を持って洗面台に行き、手鏡を顔の横にかざしながら洗面台の鏡を見てみました。あ、確かに別人だ。っていうか、誰だコイツ!ってなりました。さらに、なんかコイツ嫌い!!とまでエスカレートしちゃいました。

 要するに、いつも鏡で見ている自分しか、自分のイメージがないからそうなったんでしょうね。違う角度から見ませんから。でも、写真や映像は撮る側の角度になりますので、今まで見たことがない自分を見ることになり、びっくりしちゃうんでしょう。

 おまけに鏡で自分を見ている時って、各パーツを細かく見ているような気がします。目なら目を、鼻なら鼻を。それらの個々のイメージを自分の中で再構築して(ここで若干補正がかかっているのかも)、できあがったイメージを自分だと認識していたんでしょうね。どんだけ自分が好きなんだ!ってことですね。

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 洗面台には3面鏡といって横に3つの鏡が並んでいて、左右の鏡は角度を変えることができます。それに手鏡を加えると、ある程度自分の姿を客観視できるかもしれません。

 今さらですが、自分は写真写りが悪いと思っていた原因がわかったような気がします。

 写真写りが悪いんじゃなくって、元々の素材が悪かったんだ、っていうことですね。

 …なんか、気分が盛り上がりません。問題解決したのに…。