みなさん、こんにちは。
ユーチューブってアーティストの歌を聴けますよね。
前から知ってはいたんですが、私はあまり利用しませんでした。
歌、というか音楽は好きですよ。でも、何となくこれって著作権を侵害していて、ある日突然請求書が郵送されたり、警察が来たらどうしよう!って思っていたものですら、なかなか利用できませんでした。
でも、坂本冬美さんの「また君に恋してる」が1,899万回視聴って一体どういうこと?って思いまして、他にもいろいろと検索してみたら、すごい数で投稿されていました。けっこうマイナーな曲まであります。これはなかなかうれしいことですが、動画を視聴しても問題ないのでしょうか?一応調べてみたら視聴だけなら合法とのことだったので、とりあえず八神純子さんの動画を延々とかけ続けました。いやぁ、八神純子さんの歌声はいつ聴いてもいいですねぇ。
それにしても、思い込みとは怖いものです。私はずっとこれはダメなんじゃないの?って思っていましたから、調べもせずに音楽の動画は視聴してはならない!と決めつけていました。合法って聞いてから安心して視聴し続けていて言うのもなんですが、こういうのって、アーティストの方に被害はないのでしょうか?もし、何らかの被害が出ているのであれば、やっぱり規制したほうが良いのでは?私はそれに従う心の準備はできています、はい。まぁ、そう書きながら、「パープルタウン」を聴いているんですけどね。
思い込みといえば、私の釣りはほぼ思い込みでやっています。だからなかなか釣れないのかもしれませんね。事前に良く調べたり、人に聞いたりしていれば釣果が上がることはわかっているんですが、どうしても自分のやりたいようにやりたいんですよね。これも思い込み…なんでしょうか?アレ?なんか違いますね。これはただのこだわり、というかそうしたい欲求というか、それが良いとか正しいとかそれしか他に方法がないとかいうわけではないですもんね。ん?それじゃあ、思い込みってどういうのなんでしょう?
思い込みっていうのはwiki選手によると「深く信じこむこと。また、固く心に決めること」だそうです。う~ん、よくわかりませんが、要するに客観性を欠いた状態のことでしょうか。ということはユーチューブ動画の歌を聴いてはならないと思っていた私は思い込みが少なからずあったんでしょう。釣りについては、「まぁ釣れないかもね、それでもいいからここでこの釣り方をしたいんだ!」と思っているだけですから、思い込みではないんでしょうね。
仕事柄、お客さんの苦情を聞きにいくと、思い込みと思われることがよくあります。
床鳴りがする、網戸の網が弛んでいる、クロスにひび割れがでてきた、ドアの動きが悪い、等々それが直ちに生活に支障があるとは思えないことであっても、ひどく叱られることがあります。時には涙を流しながら訴えられたりもします。たぶんご家族からも「そのぐらい、仕方ないんじゃないの」などと相手にしてもらえなかったんでしょうね。ひどく意固地になっている方が多いです。
私は凡人で、っていうか出来が良くない方の人間ですから、「そんなことで呼ぶなよ」とか「そんなに騒ぐことじゃないでしょ」などと黒い感情も頭を過ります。でも、一応仕事ですし、目的は問題の解決ですから、まずお客さんの話を辛抱強く聞いて、ほとんどの場合「おっしゃることはよくわかります」から始めます。「そりゃそうだ、いや、普通そう思いますよ。当たり前ですよ。私も全く同感です」などとひたすら理解し同意します。すると、ほとんどのお客さんは落ち着きを取り戻し、穏やかな話し合いになります。ある時は、むしろ私の方が自分の会社に腹を立ててしまい、お客さんから宥められたこともあります。
普通に考えればわかるはずです。「せっかく家を建てたのに、こんな手抜き工事をされた」などの被害妄想を募らせた人に、「そんなことはありませんよ。あなたの勘違いです」なんて言ったら火にガソリンを注ぐことになっちゃいますよね。こうした人達は、まず本人が思いを募らせていることを理解し認めてほしいと思っているんです。そうやって、ご本人の客観性を取り戻してもらうと、今度は私の立場を心配してくれたりするようになってくれます。
少し極端に聞こえるかもしれませんが、実際何件もそういう事例があります。
まぁ、明らかにお金か何かを目的に文句を言っている人もいますけどね。
初めに注意深く話を聞くには、それを判別する目的もあります。
それは、目を見ているとある程度分かりますよ。必死で自分の言いたい事を訴えてくる人と、文句を言いながらこちらの反応を窺っている人の目は明らかに違います。これも経験していくとなんとなくですが、わかってきます。
ん?これもひょっとして思い込み?
そういえば、京都のアニメスタジオで起きた事件も、犯人の思い込みによるものでしたね。勝手に被害に遭ったと思うところまでは、まぁ、そういう人もいるんだろうな、と思いますが、それで暴力的な報復をするなんて言うのは常軌を逸しています。この犯人には法に照らし厳しく処罰してもらいたいものです。
しかし、最近ちょっと思うんですけど、なんか犯罪とか悪事に対する世の中の風潮が少しバランスを欠いてはいませんか?
私はそんな気がします。
そして、そうした風潮をつくるのにメディアが大きくかかわっていると思っています。
私がメディアに対していつも妙な絡み方をするのはそういう理由もあります。
具体的な話はもうしませんが、「どうしてマスコミは犯罪者に優しいの?」っていうよく聞く疑問がそれをよく表しているんじゃないでしょうか。
社会正義なんて言う言葉は空々しい感じがするのであまり使いたくありませんが、犯罪者や、人に迷惑をかけた人はそれ相応に扱われるべきだと思います。
でも、TVや新聞をみてもそんな感じじゃないし、特に報道において最も大切な客観性がどんどん失われているような気がします。意図的なイメージ操作や世論誘導に頭を使う暇があったら、より客観的な報道に努めてほしいのですが、もう期待する方がおかしいのかもしれません。
今、アメリカをはじめ、多くの国や地域で激しく対立する人たちがいます。
これって、やっぱり思い込みなんじゃないでしょうか。だって、彼らは相手の言葉を聞こうとしませんからね。
よく見ていると、どこか及び腰な人達とイケイケ状態の人達がいます。中にはもう正気ではないような目をした人もいます。こうなってしまうと、どうしようもありません。激しい思い込みに取りつかれた集団に対して、「まぁ、落ち着いてください」って言っても聞いてくれるわけがありません。
ですから、そうならないようにするのが大切だと思うんですが、それはやけに声の大きい人や少数の人々の意見ばかり取り上げればよいという安直で小手先の方法でできることではないと思っています。そうではなく、この社会が善い行いは良く扱われ、悪い行いは厳しく罰せられるという信頼を取り戻すことが大切ではないかと考えています。
では、どうやってって聞かれると…、う~ん、どうなんでしょう。
正直言って、よくわかりませんが、少なくとも自分は悪いことをせず、常にもう一人の自分によって自分を客観的に見つめていこうとは思っています。…ダメでしょうか?
ちなみに、ユーチューブ動画はアニメやドラマや映画まで見ることができますね。まぁ、全編ではなく一部であるにしても。これの著作権って大丈夫なんでしょうか?
そんなことを気にしながら、ファーストガンダムを見ている私。
なんだか、もう一人の私がじっとこちらを見ているような気が…。