みなさん、こんにちは。
ちょっと前に知人親子と釣りに行き、完全ボウズを食らってしまいましたので、リベンジしに行ってみたところ、釣果はフグ5匹、超小型真鯛1匹でした。大きめのアジが釣りたかったのですが、撒き餌無しの釣りだったので、まぁ仕方ないことでしょう。前回のように餌の準備をきちんとして釣りをすると、たまに付け餌（針に付ける餌）が余ったりします。ですから、リベンジなどと言っていますが、要はその余った餌を消費するためのお手軽な釣りをしただけなんです。
お手軽と言ったのは餌の他に竿を扱いやすい（と思っていました）シーバス用のルアー竿2.7ｍを使ったことですね。しかしこれは完全に裏目に出ました。夕方４時頃から始めたので、暗くなると長めの竿は面倒だなぁと思い選んだ竿でしたが、魚の引きを全く楽しめないのです。そんなに硬い竿ではありませんが、何しろ短いので。細い仕掛けと柔らかい竿でふかせ釣りをしてきた私にとっては全くもって物足りなかったのです。
まぁ、ちょっとだけ釣れたからいいんですけど。
ほんの1時間余りの釣りでしたが、ほっこりしました。
さて、今後このブログでは時事問題についても触れていきたいと思っています。
とは言え、おサルのおつむでゆる～く、ですけどね。
極端な意見、過激な意見はわかりやすいのですが、ある意味では読み手や聞き手を単純な人間だとバカにしているようであまり好きではありません。人はそんなに単純ではありませんし。ですから、そういう極端で過激なお話はしないつもりです。どっちかと言えば、煮え切らないようなお話になるかもしれません。
よろしければ、お付き合いください。
では早速いきましょう。
9月7日釧路空港から関西空港へ向かうピーチ航空機内で、マスク装着の要請を拒否していた男性が騒いだため、急遽新潟空港に緊急着陸して降ろされたそうです。結局飛行機は2時間15分遅れで関西空港に到着。この男性の行為により会社側は1000万円の損害を受けたとかなんとか。
一応お願いではあっても、コロナウィルス感染を懸念しているという理由もあるわけですから、マスクを着用するように航空会社が言っていれば、飛行機に乗っている間くらい我慢して付ければいいのにって私は思いますけど、この男性は嫌だったんですね。なら、乗らなきゃいいのに、とも思いますが乗りたかったんでしょうね。何やら、マスクが付けられないような疾患を抱えていたなどという話も出ていますが、どんな疾患なのでしょう？さっぱりわかりません。
この問題を「公共の福祉」だとか「同調圧力」だとか難しいことを言っているむきもありますが、そんな高尚な話にするべきではないと思います。だって単なるわがまま迷惑おじさんの話でしょ。
この男性はネットでも散々叩かれているようです。まぁ、一部の著名な方でこの男性の何が悪い？と言っている方もいらっしゃるようですが。で、その本人はというとネットでの批判なんて何とも思っていないんでしょうね。むしろ被害者だと思っていたりして。
まぁ、こういう人はどこにでもいると思います。というか最近多いような気もしますね。でも、私はこの男性にはあまり興味がありません。たぶん誰が何を言っても理解しないでしょうし。興味があるのは同じ飛行機に乗り合わせてしまった他の乗客の方々です。この方々こそ被害者だと思います。この乗客の一部の方がこの男性と口論になったとも聞いています。気持ちはよくわかります。とてもよくわかります。ただでさえ離陸が遅れていたのにこの騒ぎでますます到着が遅くなってしまいますからね。
この男性が新潟空港で降ろされた後、乗客から拍手が起きたそうですが、これはとても良いことだったと思います。先ほどの男性と口論をした乗客さんの行為は、乗務員の方が対応している以上、かえって話をややこしくしてしまいますからね。何度も言いますが気持ちはよくわかるんですよ。私もその場にいたらプリプリしていたことでしょう。ですが、この件は航空会社の人（ここで言えば機長をはじめとする乗務員）が対処するべきで、それが妥当であればそれを支持する、というのが正しいと思います。妥当でなければ、他の乗客の方は航空会社に対して苦情を言うべきです。当該男性に文句を言ったところで話にならないですし。
今回は飛行機の中という特殊な状況だったので、乗務員さんの果敢な行動があったのだと思いますが、先ほども触れましたが、この男性のような人はどこにでもいますし、このようなことはしょっちゅうおきます。街中でも駅でもお店でも。軽い気持ちで注意なんかしたら逆ギレされてとんでもなく煩わしい思いをすることになりかねません。なにしろ会話が成立しませんので。
ですから、基本的にはこういう人がいたら距離をとることをお勧めします。飛行機や新幹線等その場を動けない場合はどうするのか？その場合は大抵CAさんや車掌さんなどいますので、そちらに助けを求めたほうがいいと思います。自分で相手を屈服させることができるという人は、まぁ、置いときましょう。それができない方を想定して申し上げています。あ、でも無理は禁物ですよ。おかしな人のせいで被害に遭ってはいけません。危なくないところまで移動してから、通報しましょう。切迫しているようでしたら、周囲の人に声をかけたり大声を出したりしましょう。
わかっていただきたいのは、周囲の人々が無言で我慢し続けていることをわがまま迷惑おじさん（今回はおじさんだったから）は大好物にしていて、なぜかそれを合意された、あるいは容認されたと取るようです。ここまでなら注意されない、これ以上やると問題にされてしまうかもしれない、という感じで周囲の反応を観察し、洞察しています。その行動に似つかわしくないこうした能力を仕事に使えば問題ないと思うのですが、自己の欲求を満たす方に使っているところが残念です。
そして、ここまでは許されると踏んで我を通してみたところ、予想に反して厳しく注意・指摘されると今度はきわめて感情的に反応します。暴言・威嚇・暴力と使える（本当は使ってはいけない）ものをエスカレートさせながら自己防衛に努めます。でも、できるだけ理屈で争うことは避けてきます。だって、自分でも良くないことをしているっていう自覚があるわけですから。これでうまくいかない時は、自分を被害者の立場にスライドさせてきます。
もう、本当に面倒くさいですね。
私は空手を習っていますが、当然道着（空手着）を着ていない時、つまり稽古や試合の時以外に空手の技を使うことは厳禁されています。仮にOKでもうまく使えないと思いますが…。そこで、変な人を見かけたらどうするのか？というと「近づくな！」、変な人に絡まれたらどうするのか？というと「逃げろ！」と指導されています。これは大切なことだと思っています。
昔は（？）自分のことを「オレに触れたら怪我するゼ！」って思っているような自他ともに認める面倒くさい人はそれなりにわかりやすい外見をしていました。ですから、そういう人と関わりあいたくない人は距離をとることができました。でも最近は普通の格好をしながらおかしなことをする人、責められると狂ったように反抗してくる人が全年齢を通じて増えてきたように思います。これでは事前に距離をとることが困難になります。本当に困ったものです。
今後はよりパーソナルスペースに注意しながらやっていくしかなさそうです。
まぁ、コロナの件もありますし。
余談ですが、今回のピーチ航空の件について考えたとき、子供の頃、親に言われたことを思い出しました。
「みなさんの迷惑になるから騒いじゃダメよ」「うん。わかった」
「みんなルールを守っているんだから、おまえも守りなさい」「うん、わかった」
子供でも、これくらいのことはわかるのに…。
